アレルギーとカビと腸内細菌叢

腸内細菌叢の状態がアレルギー体質に影響を及ぼすって話はかなり前から出てますし、カビアレルギーという単語も検索すると沢山ヒットします。でも俺はもうちょっと精緻な分析を望んでいます。カビがあって、免疫が過剰に働いて自分の体を傷つけているって状態を見て「アレルギーです」って言うのは単純すぎないかってこと。がん細胞は免疫ががん細胞のことを攻撃しないようにするらしいじゃないですか。カビも似たようなことを行っててもおかしくない。つまりカビにとって人間は食べ物なんですけど、でもそのままだと食えないわけだ。硬くて食えないみたいなイメージで良い。だから煮たり焼いたりして柔らかくして食べたい。でもカビは火が使えない。じゃあどうするのか。人間自身に自分を溶かしてもらえばいい。つまり人間の免疫がカビに過剰に反応して暴走気味に自身を傷つけているのではなくて、カビが能動的に人間の免疫が人間自身を攻撃するように唆しているのではないかってことです。そこをもうちょっと深く掘り下げて理解しないと、アレルギーは解決しない気がします。世の中のアレルギーって言われているものの半分ぐらいは、もしかしたら人間の免疫が勝手に暴走しているのではなくて、カビやら細菌やらの微生物が唆しているのかもしれない。そう考える方が正解な気がするんだよ俺は。素人の思いつきですけど。

干物を作ると干物自身の分解酵素が働いて自身を溶かして旨味を増すんでしょ確か。それとかカビは昆布や鰹節やチーズを発酵だか熟成させますよね。これもカビが分解してくれるんでしょ。それを考えると共存共栄なんですかね。カビは人間に寄生して人間の免疫を唆して人間自身を溶かして、それをカビが食べる。正に水虫とかそんな気がするんだよな。