NHK スペシャル

成長戦略の回を見た。3D プリンタやアメリカの圧力で日本の半導体産業がダメになった話や海外展開の話が出た。
3D プリンタかあ。金型に置き換わる技術らしい。完全に置き変わる物でも無いんだろうけど、色々な物が置き換わるらしい。どれぐらいのインパクトがあるのか数字は出て無かった気がするけど、見てる限りでは大きい感じだった。3D プリンタって凄い昔から存在した気がするんだけどね。技術が進歩して色々な素材に対応する事が出来る様になって来たり、精密さが向上したり、速さが増したり、コストダウンが進んだり…して来たんだろうね。それで 5 年から 10 年ぐらい経つと本格的に 3D プリンタの時代が来てしまう感じらしい。3D プリンタってさあ、入り組んだ形の加工は出来ない物じゃないですか。レーザーって真っ直ぐ進む物だからさ。それに球体の中身だけを取り除くみたいな事も出来ないじゃないですか。そういう物に就いては溶接とかするしか無いんだろうけど、そうじゃない物はどんどん置き換わって行ってしまう可能性があるらしい。木材やプラスチックは前々から加工が容易だったんだろうけど、金属も出来てしまうらしいよ。どんな金属でもって訳では無いだろうけど。ガラスやカーボンも行けるのかなあ…。良く分からないけど…。でもレーザーで溶かしたり焼いたりするだけじゃなくて、プラスチックの原料みたいなのを吹き付けてレーザーで溶かしながら成形すれば中が空洞の球体も作れるのか。若しかしてそういった技術が進歩して来たんかなあ…。それで十分な強度や精度を出せるなら凄いよな。
そうやって物作りの仕方が激変してしまうとなると、日本の物作りも危険だよなあ…。現在は円安で或る程度は稼げるかもだけど、5 年後ぐらいになると新技術の登場で厳しくなって来るか…。その頃には新技術に対応していなくてはならない。って事で国が頑張ってるらしい。実際に頑張ってるのか知らないけど放送内容は頑張ってるよって感じだった。頑張って頂きたいね。アメリカに圧力を掛けられない様に動かないとだねえ…。国策的に企業の研究開発を支援して失敗リスクも国が負ったりするらしい。そういう姿勢は必要だよな。変な売国奴に入り込まれない様に注意する必要はあるだろうけど。
法人税は安い方のが良いのかねえ。研究開発や設備投資に掛ける金って税金を算出する前に引くんじゃないですかね。どうしても年度を持ちこせないとダメなんかなあ…。以前にも書いた気がするなあ。何年間か保留しても良いみたいな事を書いた気がするな。
前にも書いた様に、何れは人間に置き換わって殆どをコンピュータやロボットがやってしまう時代が来るとは思うんですよ。人工知能の発達によって。そうなった場合は、人がロボットに対して優位性を持つ細かい仕事だけを人が担当する様になるんだと思う。エネルギー消費量的に人間のが適しているとか、そういう感じで。頭では人間はコンピュータに勝てないだろうからさ。音楽とか絵とか文学とかエンターテインメントの分野でさえコンピュータに負ける時が来る。そういった芸術系は恐らく最後の砦になる気がするけど…。それでも割と先の事だろうから今は未だ考えなくても良いんかなあ…。人間と同等かそれ以上の知能を持つ人工知能が誕生したとしても、最初の頃は巨大なスパコンだと思うんですよ。そういったのが誕生するのが 10 〜 30 年後ぐらいでしょ。凄いアバウトだけど…。それが小型化するとなるともっともっと先になるだろうし。でもアレか。思考の中枢は外出しのサーバに置いて端末としてのロボットって作りにすれば良いのかなあ…。人間並みの動きをする事が出来るロボット( 知能は備わっていない物 )ってのは 10 年後ぐらいには出来てそうだよな。見た目はダメだろうけど。