NHK スペシャルを見たけどタイに賃金水準で抜かれたとか

そんな内容だった気がしますが。日本は流石にケチだなあって思いました。金がないのかもですが。俺もケチだから。なるべく倹約してるんで。漸く最近になって賃上げに応じ始めましたよね。タイに抜かれる水準まで落ちて漸く上がり始めたと。これは漸く日本が現実的なレベルまで落ちたってことなんでしょうか。

俺は常々思ってました。1 ドル 80 円ぐらいの円高の時期に。円高論者が「日本は投資立国になるべき」とか「日本は先端技術でやってくべき」とか言ってたでしょ。絶対に無理だなあって。日本人は優秀な人もそこそこいるけど、別に民族的に圧倒的に優秀であるとか、そんなことは絶対にないはずでさ。そう思い込みたいのかもしれないけど。現実を直視しないと大変なことになるから。大体そんなことアメリカが許すはずがない。たぶん潰されるでしょう。それに 1 億人もいる労働者をカバーできない。投資と先端技術では。なので適切な水準まで円安にすべきだって言ってたわけです。俺が何を恐れていたかって、円高で経済がぶっ壊れるのが最悪だって思ってた。円高は輸入に強いとか優秀な国外の人材を雇えるとか誰かが言ってましたが、それって日本の雇用や経済が壊れるってことだから。輸入すればいいだろって話になると、仕事がなくなりますし。高級路線がどうこうって言ってましたけど、それだっていつまでも成立するとは思えないし。経済がグローバル化して貿易して利益を得るのは良いんだけど、モノカルチャー経済みたいに専業化して行くのは危険で。日本はサウジアラビア等の石油大国みたいな不労所得ばかりの国にはなれないよ。なってはいけないと思うしなってほしくないというのが俺の願いなのかもしれませんが。適度な仕事をして適度な緊張を維持していないと。周囲の国々に食い尽くされそう。