同じようなことを書いたけど

強すぎる主人公が大量の雑魚を蹂躙する話は読んでて面白くないです。そして少年漫画のライバル的な相手と戦うストーリーってのは正統派なんだろうなって改めて思いました。だって人間と蟻ほどの力の差があるんですよ。同じ人間同士なのに。それって人間同士って考え方がおかしいとしか思えないんだ俺には、どうしても。自分は既に人間じゃないって自覚を持ってほしいと強く思います。ほとんど力が拮抗している者同士がいて、一方がもう一方に失礼なこととか攻撃的なことをしたら、相応の反撃をするってのは、まあ当然かなとも思うんですよ。でもさ圧倒的な力の差があったら、そんなことしないでしょ。先程の蟻と人間って例えでもそうですし、例えば幼稚園児が全力で蹴りを入れて来たからって全力で蹴り返さない。じゃあ大人の人間がいて、だけど自分とは蟻と人間程の力の差がある相手で、その相手が全力で蹴って来たら全力で蹴り返すのかってことなんですよ。ただただ読んでて気に入らない。そう読者に思わせるのが作者の狙いなのかもしれないけど。なんでこんなくだらない話を読まなきゃならないのかって思います。確かに幼稚な主人公ではあるんですけど。確かに世の中には幼稚園児を全力で蹴る人間もいるみたいですけど。そういう話なんだよなあ。相手は確かに筋骨隆々の大人の男であって、主人公は見た目は麗しい少年なんですけど、やってることは幼児虐待とか幼児虐殺とかそういう感じなんだ。読んでて面白いわけがない。いや面白い人もいるのか虐待が好きな人は楽しめるのかもしれないけど。何が描きたかったのか。圧倒的に強い主人公が何に束縛されるでもなく自由にその力を縦横無尽に振舞って好き放題に生きる、それこそ他人を殺し放題で。そういうことが描きたかったんですかね。強い人間は相応の報酬を貰って代わりに責任を持つってのが現代社会では広く一般的に通用していると思ってますが、そうじゃなくて、社会とか法律とか他人を蹂躙しながら何の責任も伴わず自由というか放縦って状態で生きている存在を描きたかったんでしょうか。しかも人間社会を捨てないで人間社会に関わりたがる主人公を。自分が人間の社会の一員であるというのが根底にありつつ、放銃に人間を蹂躙しながら生きる様を描きたかったんでしょうか。ありのままわがままに幼稚な。でも神話の神様とかめっちゃ幼稚だったりするからね。でもこの話を読んでるぐらいなら神話を読んでる方が未だ良いよ。主人公が自身を人間だと社会の一員だと認識してることについては「攻撃して来たから反撃されるのは当然だよな」って攻撃して来た人間に対して感じる、その自分ルールの片鱗から読み取れます。攻撃して来なければ攻撃しないってところから、辛うじて人間社会的なルールを持ってるわけです。それと動物とかモンスターとか狩りの対象については攻撃してこなくても普通に狩ってます。なので人間とそれ以外で扱いを変えているわけです。明らかに人間としての自分ルールを持ってます。だけど自身が人外な能力を持ってることは意図的なのか馬鹿なのかわかりませんが考慮しないんですよね。

それとコロナは単なる風邪と俺は思ってないです。そもそも風邪ってのは科学的に解明されてないはず。それはいいとしてコロナの症状ですけど、俺は身近な人間の信頼できる筋の情報があって、通常の風邪とは言えないかなとは思いました。ただし思ったより SARS なんかに比べるとずっと軽いかも、という認識ではありますが。だけどそれによってあっさり死んでしまう人もいるのは事実と思ってます。