この区別の仕方は古くからあるもので、端的に分かりやすく分類できているとは思いますが、細かいところを詳説してくれてないですよね。
俺が思うに結婚を恋愛結婚とお見合い結婚の 2 種類に分類した場合、恋愛結婚というのは恋愛という単語よりも拡大して解釈する感じになると思ってます。どういう風に解釈するかというと、それは本人の人間としての魅力をもとに運によって左右される人生上で自然に出会った相手と結ばれる結婚です。対してお見合い結婚というのは、これもお見合いという単語を拡大解釈するんですが、どうなるかというと、それは社会で用意されたマッチングシステムで結ばれる結婚です。なのでより相応しい単語を当てはめるのであれば、自然婚とシステム婚って言った方がいいかと思います。
自然婚はいわゆるリア充系の人達の結婚ですよね。運良くそれなりの見た目ですとか、面白い性格ですとか、健康な肉体、そこそこの頭脳、そういうのを持って生まれた上で、人脈なりなんなり活用して運良くそれなりの相手に出会って、そのまま結婚する人達ですよ。これは俺には無理でした。俺は対人コミュニケーション能力がなくて。楽しい会話とかできないですし、自閉症気味というか目が合うと顔がひきつったりにやけたりしちゃって強烈に気味悪がられるので無理です。人見知りというか。コミュ障というか。それに肉体も健全って感じじゃないので。本能的に相手から嫌われるものを持ってるので。難しいと言わざるを得ない。
そうなるとシステム婚という手段が残るじゃないですか。これは具体的には結婚相談所とかを使う感じですかね。これも無理なんですよ。何故ってシステム婚っていうのは社会的に高ステータスを持っていないとできないから。つまり高収入ですよ。そりゃ無理だわって話になります。俺も使ったことあるからね。低収入だと相手がいなんですよねって言われて退会した。
じゃあどうすんだよって話なんですよ。結婚してるのに婚活パーティーに行ってシングルマザーと交際して妊娠させて殺すようなクズでさえ、婚活パーティーで相手を見つけられるのになあ。女の子って割とクズが好きなんですよね、そういう事件が起きるってことは。コミュ障はクズ以下ってことなのかなあ。いやいやそうじゃないよって言う人もいるかもしれませんけど、コミュ障がクズ以下に位置するようになる社会システムが現にここにあるからなあ。
