ロールプレイングゲーム

日本の RPG が最初は弱い敵が出て徐々に強くなって最後には魔王を倒すという主人公にフレンドリーな設定になってるってのは良く出る話な気がします。俺も前に書いたかもしれない。日本で最初に普及させるつもりで RPG を作ったのが確かドラクエであって、RPG を知らない日本人の初心者向けに作ったものなんですよね。堀井雄二がそういうコンセプトで作ったとか言ってたと思います。ドラクエ 2 で仲間が登場して、ドラクエ 3 で転職システムが登場する。そうやって徐々に日本人を RPG に慣れさせる役割があった。その流れの中で日本人に RPG というものは序盤は敵が弱くて徐々に強くなっていくものなんだって先入観を植え付けた可能性はありますよね。だって俺が子供の頃とかロールプレイングって言葉の意味を知らなかったから。意味の分からない単語に結びついているゲームしか単語の意味を想像するものがない状態だった。なのでドラクエこそが RPG だったわけですよ。それ以外にも日本人の気質がそういうベタベタな勇者ものが合ってたってのもあるかもしれないとか良く見た気がします。それとかコツコツ育てるとかさ。努力は実を結ぶとかさ。