昨日の続き

物語と違って、信じていても必ずしも報われないことが沢山あるのが現実である。裏切りがなかったとしても、妨害があるかもしれないし事故は起きるもの。これらは運に左右される不確実性の高いものであり、一般的にリスクと言われる。依存はリスクである。リスクは小さくしなくてはならない。日本では依存先の分散は行われていますが、自給自足の割合が低すぎる。
ガソリン車に依存しきった生活をしていて、今のガソリン価格の上昇に困窮している状態とは、本人の自覚がないにせよ、ガソリン価格が上がらないという「賭けに負けた」に過ぎない。これもリスクが大きいから起きた事態である。依存先を分散しても価格上昇を避けることが出来なかった。つまり自給自足が大事である。平時の経済効率のみ重視すると有事への備えがなくなってしまいます。有事への備えとは平時では経済効率が得てして悪いもの。現段階の自給自足もそうです。
信じ合える友、同盟であれば、相手に依存する関係よりも互いに助け合える関係が健全である。日本のエネルギー事情や食糧事情は健全とは言えない。平時から互いに強く依存しあっているからこそ切っても切れない強い関係になるとも言えるが、それだとどちらかに事故が起きれば共倒れになりかねない。お互いに相手が事故った時に助け合えるのが友ではないだろうか。しかし完全に互いに自立した国同士の関係は温まらないかもしれないので、エネルギーや食糧といった致命的なもの以外は多少は依存し合った方がいいかも。日本はエネルギーや食糧といった致命的なものを国外に強く依存しているため、早急に改善すべきと考える。
過去の成功に囚われていると失敗するなどと、円安について分かり切ったことを言う手合いがいるけど、彼らは円高で失業する人を助けはしない。分かり切った話だがそれでも彼らの主張はあっても良い。知らない人がいるかもしれないため。新たに成長した子供は知らないはずだから。分かり切った言葉にも価値はある。
俺は円安を主張したが、円安を引き起こしたわけではない。俺の主張は細かい部分は考えられていない。当然だが俺は専門家じゃないし機密情報だって入ってこない。俺が政治家であれば細かい部分まで精査して政策を実行する。安倍や黒田が悪いと言うつもりもないが。彼らも恐らく裏側にある事情に縛られていたのだろうと考える。
俺は円安を主張していたので、多少は「アイツの所為だ」みたいなクレームも受け入れますが、それでも少し話を聞く程度です。こんな寂れたサイトで主張していただけであってもです。自分で言うことじゃないですが随分と責任感もあるし慈悲深いですね。だけど俺を神輿にして円安の悪しき側面をすべて俺に押し付けて断罪するなんて流れは受け入れられませんよ。当然ですし、杞憂どころの話じゃないですが。それでも何かをする際に誰かを神輿に担いで自分のやりたいことをやって、問題が起きたら神輿の所為にする奴はどこにでもいますから。こうやって書いて釘を刺してるわけですよ。円安になったら物価が上がるのは当たり前だが、それを知らなかったという人に対しても、この人は他人の所為にしているのではなくて本当に知らなかったのかもしれない、と考えてあげられるぐらい俺は多少の慈悲は持っています。

俺が言ってることは本当に当たり前の話なんですが。アニメでも見れば。食料備蓄を主題にした教育的なアニメが 10 月から放送されるって話だ。