良くある城郭都市ファンタジーで魔物がいる世界の農業

ってどうなってるんだろうな。前々から不思議でしょうがない。城壁に囲まれた町から外に出ると魔物が闊歩してるんでしょ。そして農地は町の外にある。じゃあどうやって農業してるんだよってことなんですよ。強い魔物がいないからなのか。それとも沢山の城郭都市に囲まれた安全地帯で農業しているのか。謎だよなあ。小麦とか普通に食ってるし。パンとかビールとかさ。俺が思うに、そんなに魔物が多いんだったら小麦とか食わないと思うよ。魔物の肉を食ってるんでしょ。そんな世界だったら普通に狩猟民族が多くなると思いますね。魔物が多ければ狩猟民族になって、少なければ農耕民族になりそうっていうか。その割にハンターギルドがあって、間引きの狩りの依頼が絶えないイメージだよなあ。町の規模、人口、食卓の植物と肉の比率、間引き依頼の数、その他、色々と数字を見てかないと妥当性を検証できないけど。

でもそういったことを考えると、自然界の生態系がそもそもどうなってんだって思いますけど。考えなくて良いんですかね。ファンタジーだからどうでもいいじゃないかって気もしますけど。現代社会で考えると、農地を野生の生き物が荒らすことはあるじゃないですか。荒らすのは草食動物で。肉食動物は基本的に人間を恐れて近寄って来ないって聞きますけど。でも間引きとかやってるんでしょう。間引きってのは草食動物もそうですし肉食動物もさ。今の日本だと簡単には殺せなかったりするみたいですけど。日本はニホンオオカミを絶滅させたからね。それでだいぶ人間的には過ごしやすくなったのかもしれないし、今日の獣害の原因なのかもしれないですよね。そんな感じで、参考にする情報として妥当ではないかもしれないけど、日本でもハンティングはしてるんですよね。でも人口比で考えると、とてもファンタジー世界みたいな人口比にならない気がするんだよなあ。ファンタジー世界のハンターギルドは盛り過ぎというか。でも作者的には今の日本の人口比に近い感じで考えてるんですかね。今の日本と同レベルってなると、かなり少なくしないといけないはずで。魔物がいるんだから多くて当然だろって話になると、今度は農業できないだろって話になってさ。描写しないところで上手くやってるんですってことなのかなあ。

そういうことを考えてたらディズニーランドのスズメが人間を恐れないって話を思い出した。それと植物がコミュニケーションしてるって話と鳥が言葉を話すって話を思い出した。そこから野生動物が人間を恐がるのは、どうやってか知らないけどコミュニケーションして人間はヤバいって伝えあってるからなんだろうって思ってさ。逆に人間は安全だって伝えあってるのかもしれないけど。そうなると魔物が人間を恐れる設定があるのであれば、農地に入ってこない理由が少しはあることになりますね。本能的に恐れるのかコミュニケーションするのか分かりませんけど。