入って来る情報の広がり方

より広域の情報が入って来る。より正確な情報が入って来る。より厳選された重要な情報が入って来る。緊急度が考えられた選別された情報が入って来る。より過去の情報が入って来る。表向きの情報ではなく裏社会の情報が得られる。より世界の深層に迫った情報が得られる。特定のコミュニティの情報が得られる。

そういったものは主人公がアクセスできる資料が増えたりすることで広がって行く。権力を得る。何らかのファンタジー的な力を得る。人脈を得る。信用を得る。権限を得る。権限を買う。経済力を得る。図書館とか国境とかに入る権限を得る。

主人公が異世界で世界的な活躍をして活動範囲を広げて強くなっていく、ギャグを主体としていない長編作品とかだったら、やっぱりそういうところを描いて欲しいなあって思いますよ。じゃないとさあ主人公だけが異常に事件に巻き込まれて、異常に特殊で、異常にラッキーで、っていう在り来たりなアレな作品に見えてしょうがない。

まあ作家が書きたいことを書けばいいんですけどね。結局のところ力量以上のものは生み出せないですし。