前回のは内政系リアリティ重視系で

それはそれできつかった。話のメリハリというか平々凡々とした感じというかさ。間違いなく平凡じゃないんですけどね。社会的に成り上がってく感じなんだけど俺には非常に物足りなくてさ。カンブリア宮殿とか見てる気分っていうのかな。ただしカンブリア宮殿は完全なリアルでノンフィクションなので価値があるんですけど、フィクションでそれをやられてもあまり面白くないんですよ。だからフィクションなのでそれはそれで特殊な物を描いてくれないと満足できないわけですが、確かに特殊ではあったし色々とリアリティある感じに細かく描写してくれてたんですけど、俺は楽しめなかった。読んでてかなり苦痛を感じてました。

次に読んでるのは逆に脳筋系です。描写もかなりいい加減というか。なんとなく移動平均的に考えると主人公は確かに強くなっていってるんですけど、凄い雑なんですよね。描写が強くなったり弱くなったりするというか。細かいことはどうでもいいんだよ系というか。もうちょっと考えてくれって感じもしますよね。いやお前もっと強かっただろ、なんでこんな雑魚に苦戦するほど弱くなってるの、みたいな感じで。後さサイヤ人系なんですよ。万能な仕組み。死にそうになって回復すると強くなる系。それとか友情パワー。もう胸焼けするぐらいに本当にもうそれ飽きたってぐらいに繰り返される展開に嫌になってますが読み続ける感じですね。

こう読むとオススメランク上位の作品がどれだけバランスが良かったかってのが分かってきますね。バランスって大事だよなあっていうか。まあ最後までは読みますが。それぞれがそれぞれの書きたいものを書けばいいとは思っています。不思議なのはランキングでこの作品がこの順位かあってところだけでしてね。