もう 10 年以上は前かな

新聞が既得権益を持った団体で法律でかなり保護されていると知ったのは。俺が知ったタイミングであって、世の人々はもっと以前から知ってたでしょう。でまあ俺みたいな人間が知ったということは、大概の世の成人は知ってる事実ということなのかと思います。世の成人は新聞業界は既得権益団体だと思っていますと。そして新聞の保護を不当だと言う人も沢山いる。そんな新聞でも一面のページは毎回毎回変わります。ですが常設コーナーというのもある。ここでは常設コーナーという言葉に準常設コーナーも含むこととします。この常設コーナーというのは新聞という既得権の中でも更に純度の高い既得権であり、既得権の中の既得権、国に保護された既得権の王様だと思います。この認識の有無は大きいかもしれないですね。俺にとっては常識と言える話ですが、知らない人は知らないし、気づかない人は気づかないんでしょう。そしてテレビやラジオってのは新聞の兄弟みたいなもので、この業界も電波法だか何かで強力に保護されます。なのでテレビやラジオや新聞は基本的に既得権の中の既得権の味方なわけです。この構図を認識すると世の見え方が少しは変わるかも。

市場原理にさらされた民間の世界というのは常に強力に正当性を問われ続けますが、保護されている世界は自分達が何時の間にか正当性を失っていることに気づけない。不当なんじゃないかという民意の変化に気づけない。茹でガエルなのかなあ。