前々からずっと思っていたことだけど

俺がコシミズさんの記事を読んでて最もカチンと来るのが「八百万神の加護」を自称してるところだ。俺は別にコシミズさんに死んで欲しいとか思ってないし、今の日本に必要な人だと思っているんだけど、そしてああいった立場であることを考えれば何らかの加護があった方が良いとは思っているけどな。良くそんな事が言えるな…って気にはなる。「日本人がそんなことを言うか?」って感じもする。もしかしたら昔の日本人は言ってたのかもしれないし、地方ではそういう風習があるのかも知れないけど…。キリスト教圏の人達が「我等には神の加護がある」って言うのは頭おかしいんじゃないかってちょっとだけ思うけど自然に受け止められるというか。
俺がコシミズさんを知った頃は未だコシミズさん自身が保険金殺人のターゲットにされたということを発信してて、その事実からそこまで時間が経っていなくて、しかも情報の発信のされ方からソロ活動をされているように見受けられたので、それにオウム関連の記事もあったりして、俺は「この人を死なせてはいけない。守らなくては。俺も情報を拡散しよう。そうすれば彼を死の危険から遠ざけることができる」みたいに考えて、そのように活動していた。だけど今は違うじゃないですか。今でも闇社会と闘っている節はあるものの、最前線ではなくなったし、組織的になっていることも表面化して来た。既に守らなくては…と感じるレベルではなくなったし、活動が情報発信から実際の政治への関与に徐々に変わって来た。そこで俺が思うのは、彼は本当は殺されそうになった人間ではないのではないかってこと。中国やロシアや北朝鮮や韓国の工作員である可能性、それとか公安の手先とかな…。
あまり言わない方が良い事は分かっているんだけど、公安みたいな組織ってのは非合法活動にも関与してることが普通だと俺は思っていてさ。何故かというと、その方が治安維持がしやすいから。どういう事かと言うと、自分達で非合法組織を作って、そこにそういった非合法なヤンチャな活動が大好きな何も知らない世の中に不満を持った不平不満分子を集めることで、そういった人間を容易に管理することができるから。逆にそういった組織を自分達で作らない場合、不平不満分子がバラバラに社会に攻撃したりして治安が悪化するし、もっと悪いのはテロ組織みたいなのを作りだしてしまうこともある。だから非合法組織は当局側が用意するもの…俺はそう思っている。つまりコシミズさんみたいな組織だけじゃなくて、広域暴力団なんかも同様ってことだ。
後は彼の言葉が純粋に日本の為、日本人の為、に聞こえないってのも気になる。金利を下げたら本来は潰れるべきダメな会社が潰れる、それは良い事だって言ってるけどさ。そんな事が言えるか…って思ってさ。或る意味で正しいのかも知れない。それぐらいの劇薬も必要かも知れない。でも言い切れるものでもない…。俺の知識が足りないのかも知れないけどさ。基本的に個人事業主ってのは企業みたいなもので、日本にかなりの数の人がいると思ってる。農家とかも同じでしょ。そこを直撃するかも知れないって考えたら、多少は躊躇するでしょう…。しないのか…。八百万神の加護があるコシミズさんは、神の意志がそう言ってるのだから、それを遂行しても許されるのか…。そう言ってるのか…。コシミズさん自身が責任を取らないってことか…。そんなことの責任を一個人が取れるものでもないけど…。
それになんやかんや理由をつけて日本の為と主張しているけど、それらのほとんどが中国の国益とかになってることも多いんだよな…。
だから俺は当初からコシミズさんの記事は有用だけど自分の頭で考えて情報の取捨選択云々てずっと言って来てはいるんだけど。
俺は変化を嫌ってる訳じゃないよ。外国人労働者を入れて闇雲に死にそうな自治体を延命することには反対しているし。馬鹿みたいに広げ過ぎたインフラのメンテが出来なくなってコストが掛かり過ぎて自治体が維持できなくなっている現状にも辟易としたものを感じてるよ。それはそうなんだけど金利の引き上げってのは、どれぐらい上げるかの問題もあるけど、それで無差別に潰すのはインパクトがでかいんじゃないかって思うんだよな。いくらなんでも考え方がどんぶり過ぎないかってことだよ。それで地方の農家とか企業が死にまくったら、中国人が地方の土地を買いまくるみたいなコシミズさんが喜びそうなことが起きそうじゃないですか。だから細かいところまでちゃんと考えろってことが言いたいんだよ俺は。まあ金利の上げ下げぐらい気軽にやっても良いじゃないかって感じもするけどさ…。
俺としては日銀の量的緩和の二の舞みたいなものを感じるんだよ。日銀の量的緩和がされた時に俺は「やった」と思った。だけど庶民の生活へのプラスの影響が少なかった。何故か…。量的緩和をしただけで財政支出を増やさなかったから。俺は量的緩和財政支出を増やすのを主張してたんだけど。量的緩和だけがされて、それだけでも何もやらないよりマシだと思ったんだけど、効果が思ったより出なかった。やっぱり財政支出も増やさないとあまり意味なかった。そういう記憶が俺の中で根強くある。つまり何かセットでやらなくちゃならないことを一部だけやるってなった場合、それは前進してるのではなくて、意図的に部分的に実行されてるんであって、それ以上のことはしない、そういうことになってしまうんだ、ということを学習した。それがコシミズさんにどう関係しているかというと、コシミズさんはクソ事業主を潰せと言っている。だけどその後の再生のプランは何ひとつ考えていない…。ここに疑念を抱かざるを得ない。そういうことだよ。