徴税と私有財産と資本主義

何回も書いたようなことだけどさ。一週間前の記事に徴税されて然るべきって書いたけど。そうなると私有財産権はどうなるんだって話になる。それは尊重されるべきだと思ってる。だけど限度って物があるんだよ。資本主義ってのは詳しくは知らないけど、結局の所は金を持ってる奴が強いって考え方で、私有財産権を最大に尊重する考え方だと思ってる。私有財産権を最大に尊重するってのは、つまり徴税率を 0 % にすべきって考え方なんだよ、極論すると。そうした考え方が成り立つ社会ってのは、国への信頼が低くて、それよりも民間の金持ちのが信頼が出来るって考え方が民衆に根付いていて、金持ちがそれに応えている、貴族階級とか資本家階級がノブレスオブリージュを出来ている社会、だと思ってる。それが出来ていない社会で資本主義ってのは成り立ってはならない…。もし資本家階級より国の方が信頼が出来るというのであれば、資本主義を捨てて共産主義などに移行すべきで。共産主義ってのは私有財産を否定しているから、つまり完全に徴税されるシステムな訳で。だから徴税率を 100 % にするって事は何というか共産主義みたいなものなんだよ。でも共産主義共産主義で国の腐敗が酷いし民衆の活力が出ないからダメでさ。だから常に民衆の一人一人が国や資本家に目を光らせていないとダメなんだ。もし国も資本家も信頼が出来ないのであれば革命を起こすしかない。そうした気概を民衆は持っているべきだと俺は思ってる。革命ってのは暴力的なものも含むよ。殺人も肯定されると思ってる。だけど殺人は起こらない方が良いけど。本来は人は殺人の権利や他人に暴力を振るう権利を持っていると思ってる。だけど社会を成り立たせる為に法律で犯罪行為としているだけであって。だから社会の存立基盤が揺らいでいる、社会その物が信頼が出来ないものであれば、その元凶を打破して新しいあるべき姿や秩序を求めての殺人は肯定される、というのは俺の考え方だけど。タックスヘイブンとかの件はノブレスオブリージュが出来ているとは言い難いですよ。金を稼ぐ奴が偉いのは分かるけど、腕力が強い奴が金を稼ぐ奴を殴り殺して資産を奪わないのは、金を稼ぐ奴を少しでも信頼している、そういう社会が成り立っているからな訳で。無条件に金を稼ぐ奴が偉いのではなく、金持ちがノブレスオブリージュが出来ているから、そういう社会が成り立っているから、金を稼ぐ奴は偉いと言われているんだ、という事を忘れないで頂きたいなあ…。