株式日記を読んだ

日本は資本を十分に貯め込んだから、それを使って経済を回すことを考えないとってのは、そうだよな。文章の中に資本主義の世界の中でって言葉が繰り返されていたのが印象的だけど。資本主義の世界が今後も続くことが前提の考え方ですよってことだからね。アメリカ支配が揺らいだ場合は、この限りではない。そうなったらそうなったでその時のことは自分で考えてねって意味だと理解した。つまり実際に資本を使い込む道を進んで、世界の潮流が資本主義から社会主義に動き出して問題が出たとしても、それは自分達の責任だからね☆みたいな感じだと思った。社会主義に動くってことは経済が分断されて保護貿易に走って資本や人や物の流れを規制する方向に動く。国境を越えた資産みたいなのが次々に接収されて行く。トランプはそういう流れを含んだ発言をしている。だから今の内に使える資本は使って置いた方が良いって考え方はあると思う。それと俺は日本は資源が出ない国だからってことを良く言うけど、これは何度も書いたけど、この言葉と貯め込んだ資本を使えって言葉は矛盾していないよ。日本は資源が出ない国だから貿易で稼がないとって考え方だよ。グローバル資本主義が未来永劫続く保証は無いんだから、資本とか債権みたいな何時に接収されるか分からんものを当てにしきった政策は止めろってこと。その為には経済構造を或る程度は貿易で稼げる状態に維持しないといけない。円高は基本的には国富なことは、んなことは一秒も考えずとも分かる。当たり前だ。そんな話じゃなくて経済構造に保険を持たせた状態を維持しないといけないってことを俺は言っている。日本の産業を潰してはいけないと言っている。それに円高の状態だと労働環境もブラック化に拍車が掛かるしなあ…。ってことで、貯め込んだ資本は或る程度は使った方が良いのは間違いないよ。だけど日本は資源がやっぱり無いので、外国に対して貸しを作った状態を維持した方が良いのは確かであって。踏み倒される可能性もあるけど。資源もその内にバイオ発電とかミドリムシ石油とかメタンハイドレートとか色々と採算が合うようになる可能性もあるけどさ。太陽光パネルも改善されるし宇宙太陽光発電核融合発電も少しずつ視野に入って来てるし。それと後はなんだ。貯め込んだ資産をアメリカに献上させられている現状を見ると、どんどん自分達で使うべきってのは思うよ。ただしアメリカへの献上を止めてアメリグローバル資本主義が崩壊した時にアメリカが保護主義に走ったとして、その時にどれだけ海外の日本の資産が踏み倒されるか…。それを考えると、献上した方が安上がりなのかなあ…って思ったりもした。なんだか凄い情けない話だけど、ロシア経済ジャーナルを読んでたら、アメリカに頼ってた方が物凄く安上がりなんじゃないかって、最近はそんな風に思い始めちゃってさ…。ただしグローバリズムによる格差の拡大は見過ごせないけどな…。良くアメリカにおいてイスラエルロビーの力は大きいとかチャイナロビーの力は大きいとか言うけど、実は日本も割と上手くやって来たんちゃうかな…って思ったりしてさ。そういった表立って批判されてしまう諜報活動ってのは大したことがないとは言わないけど、諜報活動としては下賤に感じるというかね。最高の諜報活動とかロビー活動ってのは、その活動が全くないように世間的には見られているのに、実際には物凄い高い効果を発揮しているものを言うと思うんだよ。仮に日本とアメリカの関係がその域に達しているとしたら…ってことを想像した。前にも書いたけどアメリカは日本を守るメリットは、そこまで大きいとは思えない。中国海軍を進出させない、中国海軍の核を積んだ原子力潜水艦を深海域に居させない、中国が撃つミサイルを早期に撃ち落とすシステムを日本に配備する、そうすることが本当にアメリカのメリットなのかって…考えるとさ。確かにアメリカにもメリットはある。そうすればアメリカの国防力は高くなるし、海上交易も阻害されない。中国の独裁政権保護主義知的財産権に甘いシステムを中国国内に閉じ込められる。アメリカ主義を世界的に維持することが可能。そういったメリットは確かにあるんだよ。だけどアメリカの一般国民からしてみたら、そんなことはどうでも良い。既にアメリカンドリームなど無いに等しい。レッドネックとか凄い多い。ホームレスとか無職とか配給とかで生きてる人とか、そういう人達だらけになって来ている。そういう人達が望むのは社会主義保護主義だ。内にこもった方が良い。つまり今や大多数のアメリカ人にとって日本の国防とかどうでも良いんだよ、身近な話でも政治レベルの話でも。一昔前なら少しは違ったけど。一昔前なら日本の円キャリーとかで流れ込んだ金が巡り巡ってサブプライムローンとかに流れ込んだりして、そこで借金好きなアメリカの下流の人達が沢山の借金をして春を謳歌していたから。でも今は違うと…。でもアメリカの一部の人達とは今も昔も日本の国防を手厚くすることが双方のメリットになっている。石油王とか軍とか軍産複合体とか。日本はその人達ととても仲良くして来たんじゃないだろうか。その一部の人達と仲良くすることによって、その一部の人達に金を流すことによって、日本は比較的に少ない金で高い国防力を買えていた…そういう状態だったんじゃないかって、思ったんだよ。あからさまに非難されるような諜報活動やロビー活動じゃなしに、さり気無く仲良くすることで、少ない金で高いリターンを得ていたのではないかって。その関係が破綻に近付いているのが現状ってことだと俺は認識している。トランプになるかヒラリーになるか。或いはサンダースか…。ヒラリーが最も緩い流れにはなると思っているよ。だから本当に今は日本は自主防衛の負担を増やす方向に走らざるを得ない、そんな状況に既になって来ているんだよなあ…。コシミズさんは中国は善で絶対に日本を攻めて来ない、って謎の主張をするけど、ロシア経済ジャーナルのが説得力があると思うよ。中国は日本を攻める気があると俺は思ってる。コシミズさん主張は保険もあるからね、万が一に中国が日本を攻めて来たら「好戦的な江沢民派が暴走した!」って逃げられるようになってるんですよ。そうなった時にコシミズさんは何の責任も取らないから、当たり前の話だけど…。かといって俺はコシミズさんをボロクソに言いたい訳ではない。コシミズさんは有力な情報源ではあるから。たまに水を差してバランスを取りたいだけで。ちゃんと自分の目で見て自分の頭で考える癖を失わずにコシミズさんの記事を読もう。鵜呑みにはしないように。ってたまにおせっかいに警鐘を鳴らしてる感じです。