NHK スペシャルを見た

中国のバブル崩壊の話と宗教の話な。末期的だなあって思った。
日本人は宗教とか無くても大多数の人は「御金だけじゃ幸せになれない」って言葉を「当たり前じゃないか」って思うと思うんですよ、言い過ぎかもだけど。それはやっぱり日本人の血肉に道徳が入り込んでるから。日本は大和民族が大多数を占める単一民族国家だから。天皇陛下を象徴とした国民国家。外国からしてみたら或る意味で日本は宗教以上に手強い存在な訳ですよ、キリスト教を入り込ませて思想的に同化させて行き辛いし。だから第二次世界大戦で日本を嵌めて負かして、グローバリズムや拝金主義や移民や TPP とかの条約や英語教育や構造改革で時間を掛けて少しずつ少しずつ切り崩して来ているんだと思う…。日本みたいな血肉に道徳が入り込んでる強烈な単一民族国家というのはグローバリストが一番に恐れる存在なんだよ多分。
中国は法律で外国勢力に紐付いた宗教は認めないとかやってるみたいだけど、それでも外国は宗教を通じて入り込んで来る。当たり前じゃないですか…。宗教は人々の考え方を変える物。人々の考え方を変えられたら体制や法律は機能し難くなる…。それに道義的に劣勢に立たされて外国勢力に干渉材料を与える事になる。そんな事が分からない程に馬鹿な中国人じゃないと思うんだけど…。
何度も書いた事だけど人や物や金ってのは中心に向かって流れ込む。宗教でも同じ。カトリックならバチカンに向かって流れ込む。寄付金が。人心が。人が。だから中国が儒教を普及し出したってのは間違って無いとは思う。腐敗し切った共産党に求心力が無くなったんなら、キリスト教が入り込む前に儒教を布教するのが得策でしょう。
その内に日本も他人事だって思っちゃいられない様になって来るかも知れない…。キリスト教が蔓延る日本なんて嫌だなあ…。一神教は柔軟性に欠けるからね。聖戦とか言い出すし。キリスト教イスラム教もユダヤ教も。しかも元々は奴隷みたいな虐げられてる人達の間で流行った宗教だけに怨念っぽい物を感じるというか…。