海洋国家が強い理由

↑の記事を書いて海洋国家が強い理由が分かった気がするよ。海洋国家ってのは全世界の海洋交易を押さえられるから強いんだなって…。国境線ってのは長ければ長い程に外国へ関与する力が強いと言える訳ですよ。逆に弱点にもなるけど。内陸国ってのは、その点に於いて海洋国家に絶対に勝てない…。世界最大の国境線を持つロシアでさえ、全世界の海岸線には遠く及ばない…。そして海洋国家ってのは、海洋交易を通じて他国から色々と調達してる国が多い。だから海洋交易を押さえられると、押さえられた国に依存してしまう…。つまり世界最強の海洋国家は全世界の弱小海洋国家を支配下に入れる事が出来る、って事なんだと思う。リムパワーとかランドパワーとかの本は読んだ事が無いけど、恐らく同じ様な事が書かれているんだろうな…。内陸国家ってのは国境を直接に接しているので紛争が多く団結力が弱い。強大な内陸国や団結した内陸国群が海洋国家を凌駕する事はあり得るかもだけど、目下では現実的では無い…。海洋交易よりも陸上交易の方がエネルギー効率は高いとか言われてるけど、どうかなあ…。今でも帆船を使えばエネルギー効率は高い筈だよな。偏西風や貿易風を使ってさ。帆船じゃなくても省エネ船ってのは、どんどん作られてるんでしょ多分。帆船で交易を行っていた時代では、陸上交易の輸送効率が海洋交易の輸送効率を上回るなんて事は絶対に無かったんだろうなあ。後はなんだっけ。内陸国は軍事力を陸上戦力に集中する事が出来るから強いって理屈もあるんだよな…。
中国が海に出たい理由も分かる気がするねえ…。でも認める訳にも行かないしなあ…。日本を支配下に入れれば多くの科学技術が手に入るだろうし。海には海の幸とか海底資源とか発電とか他にも利用価値が沢山あるからな。中国が日本を支配したら今より酷くなるだろうな。アメリカは自動車生産では日本に譲ったかも知れないけど、中国はあらゆる分野で丸呑みして来るだろうな…。人口 13 億だからな…。かといって TPP は無いよ…。