プログラミングの話として lexical と context って単語それ自体が

実は色々な lexical や context で使われていますけど。そういうことは別にどうでも良いんですよ。感覚的に分かってれば。以下に説明して行きます。

1. A って単語があって、それは語彙的に A1 を意味しているとします。その単語 A が文脈 a の中で使われていて、それを a-A とします。この時 a-A が意味しているのは A1 です。これは単純な話です。

2. A って単語があって、それは語彙的に A1, A2 を意味しているとします。その単語 A が文脈 a の中で使われていて、それを a-A とします。この時 a-A が意味しているのは A1, A2 です。

3. A って単語があって、それは語彙的に A1, A2 を意味しているとします。その単語 A が文脈 a の中で使われていて、それを a-A とします。また文脈 a は A1 について話しています。この時 a-A が意味しているのは A1, A2 ですが、A1 のみを表している可能性もあります。

4. A って単語があって、それは語彙的に A2 を意味しているとします。その単語 A が文脈 a の中で使われていて、それを a-A とします。また文脈 a は A1 について話しています。この時 a-A が意味しているのは A2 です。

以上です。簡単な話です。上記の 1 ~ 4 で問題が起こりそうなのは 2 ~ 4 で、特に問題になりそうなのが 3 ですよ。こういったものは叙述トリックみたいな感じで人を楽しませることもありますけど、時と場合によっては詐欺の手口にもなりますし、それに人々を混乱させることもありますし、また A1, A2 のどちらに解釈されたかによって全く違う文意になっても各々が異なる文意でコミュニケーションが問題なく成立するってパターンもあります。また逆に意図してどちらの意味にも受け取れるようにすることもあります、どちらに転んでも問題ないようにするためですとか。

こういったことに考えが至らない人もいますし、疲れてミスする人もいますし、悪意を持って行う人もいますし、面倒だからって雑な作業をする人もいますし、その他にも色々とあるでしょう。

また人間の脳の稼働状態ってのは俺は二種類はあると思ってます。これは一般的にも知られていると思うんですけど。問題解決系の集中脳と課題探索系の発散脳というか。集中して作業していると視野狭窄になりがちなんですよ。でもゆとりをもって色々と考えてると色々と気づきやすいというか。要は課題の山と短い納期で負荷を掛けて視野狭窄に陥らせた人に対して、不眠になるような状況を更に作って、その上で文脈と語彙のトリックで人を騙す人間もいると思います。要は詐欺師ですね。そういう奴には注意した方が良いと思います。

それと本当に余談ですけど文脈の他に場面もあります。context ではなくて situation ですよ。いつ、誰が、どこで、何を、どうした、みたいな。当たり前の話なんですけど。本日、俺が、家で、はてなブログに、日記を書いた、そういった話。それ自身が情報でさ。他にも会社でプロジェクトに関する会議室でプロジェクトの関係者が話をしているとか。俺は日記みたいなノリで会社で発言しないって前回の記事に書きましたけど、場面にはそういった意味もあります。つまり聞き手は会社で公式な場で話している相手が発する発言内容は、それ相応の発言である可能性が高いって前提で聞くわけです。本当に当たり前の話ですけどね。

だから会社という公式な場で仕事の話をするときに、文脈を無視したり、曖昧な単語を使ったりして相手を混乱させたりする発言をする人に対して、ツイッターなどの SNS で「そういうことに気づけないようなバカだと気づけなかった。次からは奴の発言には注意する」みたいな怨嗟が籠められたような発言が発生するんだと思いますけどね。それも信用を失う話の一種ですよ。

文脈の問題って言ったら、俺の日記では上皇陛下事件と島崎和歌子事件がそうですけど。俺の日記のミスでなんで俺が攻撃されなきゃならないのか本当に意味が分からないけどな。攻撃するぐらいなら金を払えって思うよ、本当に。