ランキングサイトでも投稿サイトでも同じで素人とプロが混在してると思ってます。半プロぐらいの人もいるでしょう。
でさ昨日に読んでるって書いた作品ってのは素人っぽいんですよ。明らかにランキング内の上位勢を意識してる。間違いない。劣化コピー感が凄い。そして昨日に書いた通りいくつかの御約束を満たしている。この御約束を満たしているのは、なんつーか、願望を書き連ねたり不満を吐き出してる系の作者っぽいんだよ。人を楽しませたいとは思ってない。金を欲しいとか編集者に叩かれるとか、そういうプレッシャーを感じてもいない。自分が楽しい面白いって思うことを書きたいことをそのまま書いてます、みたいな感じかな。でもセンスはない。推敲などもする気がないんだと思う。
昨日に書いたような傾向を満たしている作品が必ずしも面白くないという意味ではないんですよ。俺が不快になる要素があったとしても。作者の力量があれば面白くもなるでしょう。だけどああいった傾向がある作品の作者は劣化コピー系の素人っぽい奴である可能性が高い、俺が読んできた作品の過去データからの推測です。実際にこの作品もそうだと思います。
他にも思ったことがあって、いわゆる中二と呼ばれるようなセリフとか詠唱とか技名などですけど、こういったものを考えられる力やセンスがある作品ってのは作者の力量が高い傾向にある気がしています。そういった力量がある作者だからこそ、主人公が圧倒的オールマイティ最強みたいな面白くするには無理がある設定でも、そこそこ読める作品にできるわけで。そういった力量があまりない人は、主人公最強設定みたいな作品ではなく、もっと色々と工夫して面白くするだと思うんですが、自分が書きたい願望などを優先する素人系の作者は憧憬だかなんだと主人公最強ハーレムを書いてしまって、それでセンスがないので当然つまらなくなるっていうか、そんな感じのことを思いました。
何度も書いてますがつまらない作品に罪はない。俺が被害を受けていても。問題はランキング上位に詰まらない作品があることです。どうにかならないものか。つまらない作品でも反面教師として役立つといえば確かにそうではあるのですが。
なんなんですかね無駄に字数が多くて全く面白くもないゲーム的な世界設定を事細かに解説してるけど、主人公が考えてるって体でさ。面白いと思ってるんですか、思って書いてるとは思えないんですけど。面白いわけないじゃないかとしか思えない。思いついたアイデアを書いてるメモ書きみたいなんですよ。いらない絶対この描写いらないって感じにしか思えないんです。心理描写もうざいし。小説というものには必要な心理描写というのは確かにあるんですけど、うざいいらない系の心理描写が多くて。主人公がうざい奴ってのもあるんでしょうけど。