ちなみに今は

少し前に面白いと書いた作品の次の作品を読んでます。この作品は数日前から読み始めてます。なので昨日の記事などは、この作品の感想です。この作品の前に読んだのが面白いけど更新がずっと止まってる作品で、その前に読んだのがレベル上げとセックスばかりしているめっちゃ詰まらない作品です。

この作品はまあまあ面白いですよ。序盤の展開はそんな悪くなかったんですけど段々と良くない傾向が出て来てるなあって思ってます。

主人公には安易に命を救ってほしくないと昨日に書きましたが、何を描くかによって全く違うんですよ。端的に言うと主人公が仲間とか嫁とか信者といった人的トロフィーを得るために命を救うシナリオを書くのが良くないって感じかな。伝わりますかね。昨日に書いた記事と合わせて理解してほしいけど。あまり細かく書くのも面倒臭い。

たとえば水戸黄門ですよ。彼等は人を救いまくってますけど、人的トロフィーを得ていない。確かに民衆の支持を得ていますが、それは彼らがもともと持っていたものを固めたに過ぎないですし、彼等は絶えず放浪していて救った民衆はついてきませんし、基本的に二度と関わりません。それに彼等は民衆にこびない。最後には支配者としての威厳を見せつけている。自分達が民衆の支援が不要な立場を伝えているし、自分達には民衆を救う責務や力があると伝えている。そして最後には気持ちよくありがとうございましたって言われてお別れする。だから見ていて気持ちがいい。

水戸黄門を交えた記事は前にも書きました。水戸黄門ってのは深く感情移入するとか、そういうことは全くないんですけど、さっぱりしていて見ていて気持ちがいいって一面では本当に参考になる構成だと思っています。