新しいオーディション

別に新しくはないと思うんですが。30 年前と比べたら新しい方法だと思います。Youtube を含めた沢山の生動画配信サイトで活動している人達。その人達に目をつけてスカウトする者達。当然いると思うんです。Youtuber として個人でやった方が儲かる人達というのもいると思いますし、そういう人達はどこかに所属する意思は恐らくあまりないのでスカウトもあまり触手を伸ばさないと思います。だけどそこまで行かない人達っていうんですか、才能は感じられるけど、個人でやっていける程の才能が無さそうな人達、そういう人達にスカウトは触手を伸ばすと思うんです。でもそういう人達の才能は中途半端なわけですので、スカウトも条件を付けると思います。今やってるサイトとは違うサイトで、全く新しい人間としてデビューして、全く違うキャラで運営して或る程度の人気を得たら採用するって。これは特に声優や俳優という業種ではぴったりかと思うんですよ。キャラも声も名前も変えて運営するわけですし。それが出来たら或る意味で一人前ですし、採用する側にとってメリットだらけですね。本格的に雇って雇用契約を結ぶ前に、どれぐらいの人気を取れる人物かを判定できるんですから。でもそれって成人にはやりにくいと思うんですよ。生活がかかっているから。だから高校生ぐらいにはやりやすい。バイトみたいなお金を軽く支給したりすることもあるかもしれませんが、基本的に無料でできるわけですし。採用される側にとってはメリットがあるのか良く分かりません。実力がある子は、そもそも雇われる必要がないですから関係ないかもしれない。だけど実力がない子は、実力がはっきりと無いと分かって採用されなくなる。実力が中途半端にある子は採用されるかも知れなくなる。実力主義になって良いのかもですよね。あまり聞きませんが今の時代であれば声優も俳優も Youtuber として個人で立てないんですかね。物凄い才能があれば動画だけで制作から声がかかったりしそうですけど。でも問題は才能がある人間ってのは護衛みたいなのが必要になってくるってことなんですかね。分かりませんけど。まあとにかく、そういった採用革命みたいなことが起きているので、声優・俳優は昔より更に実力主義になってるんじゃないかと思いました。まあそもそも一般人の目・耳に振れるので実力主義だったことに変わりないと思うんですけどね。かわいそうなのは架空の人間の存在に騙された視聴者達なんですかね。