どう考えてもファンタジーとは思うけどこんなこととかもありえるんだろうか

あるところに退屈しのぎに戦じゃーって直ぐに人間同士の戦争を起こす神様達がいました。神様達は人間を遠隔操作することが出来ました。特定の大名クラスの人間を操作して戦争を引き起こしては戦を観戦して楽しんでました。人間は神様の被造物で、被造物同士で戦争して優劣を競うことは神様にとって娯楽でした。現代人の楽しみに例えれば競走馬育成みたいな感じで。神様も人間同士を掛け合わせてより強い人間を作って遊んでいたのです。そして戦国時代、徳川家康がついに神様の娯楽に終止符を打ちました。ですが徳川家康は神様に操られそうになりました。ですが奇跡的に操られずに済んだのです。徳川家康は特異体質で遠隔操作が効かなくなっていました。そこで神様は徳川家康に交渉を持ち掛けます。「なあ、徳川よ。戦争せんか。戦争は楽しいぞ。お前も散々楽しんだだろ」みたいに。ですが徳川家康はもうこれでもかというぐらい嫌な思いをしていたので勘弁してくれ、これから平和な世の中にしたいんだと訴えました。でも神様はそれだと退屈に耐えられない。戦争したいとごねました。そこで徳川家康は趣味の将棋を見てひらめきました。「神様。将棋はどうでしょうか。将棋というのは盤の上で行う戦争にございます」みたいに。おもちゃと戦争が一緒の訳がないだろうがと当然のごとく神様は突っぱねましたが、徳川家康は食い下がり、将棋というのは兵法にも通じるっぽいこと、黒田官兵衛なんかは囲碁なんかも強いこと、などなど言って神様を説得しました。そして国中から最高の棋士を集めて最高の将棋を打たせます。これは正に最高の戦争そのものですと言って、漸く神様は納得してくれました。そしてその決まりを守り、最高の棋士を国中から集めて対局させました。するとそれから神様が現れることはなくなり、人心は安定し、戦争が起こることはなくなりました。めでたしめでたし。

みたいなね。仮にそうであれば神事ですね。でもないだろうなあ…。だって明治維新が起きたし、日清戦争から第二次世界大戦まで戦争してるしさ。