生きているだけで社会奉仕

ホストの人が言ってたらしいけど。これはファンタジーとかの世界なら可能な理屈だよな。たとえば魔王ってのは人間の負の感情を餌に生きているから人間が生きてくれているだけで嬉しいとか、まどか☆マギカなんかでも感情の相転移の際に発生するエネルギーが宇宙には必要だとか。

でもファンタジーの理屈に頼らなくても科学的に実現可能だと俺は思った。以前に書いたように人間にある種の特殊な遺伝子を組み込めば、脳は無線通信が可能になる可能性がある。もしくは何らかの無線通信のチップを組み込んだりしても可能。そういったことをすれば生きているだけで社会奉仕というのは可能になる。Google が昔 Internet Explorerプラグインとして Google ツールバーフリーソフトとして配布したけど、それを入れると空いている CPU 時間を使って色々と計算しますよって話だった。たとえば白血病に効く薬の分子構造の解析とか。それと似たようなことが脳でも実現可能になる。無線通信が可能になった脳は空いている脳の CPU パワーみたいなものを計算する力として供出することができる。そうすれば正に生きているだけで社会奉仕だよ。技術的に未だ課題は残るけど、それより大きな問題はそんな世の中にしたいかどうかって話かなあ。