この世界には

人の心を読んでる連中が居る気がするんだけど、どうなんですかね。ずっと前から思ってたんだけど。書かなかった理由は頭のおかしな奴だと思われるのが嫌だったから。そう思われてしまうと俺の全ての言説の信頼性に悪影響が出るからね。でもそろそろ書いてみたくなった。
実際に頭のおかしそうな感じのサイトに思考盗聴に就いて書かれてたりするでしょ。サイトによっては正しい事を書いてるかもだよ。因みに俺自身は他人の心は読めません。読まれる側ですね。
思考盗聴って言っても出来る時と出来ない時があると思うんだよ。恐らく出来るのは「脳内音声」のみ。脳内音声ってのは実際に発声しないけど頭の中で鳴っている音の事な。人は思考する時に言語で思考する事が多いでしょ。大人になればなる程に言語で思考するようになる。
何故この脳内音声だけが盗聴出来るのかって言うとだな。思考ってのは脳内では色々な電気信号とか化学物質のやり取りで成り立っているのであって、普通はそのままでは他の人にとっては意味不明な情報でしかない。だけれどもそれが言語化された時に、恐らく頭の中でアナログ波形の電気信号が発生しているんだよ。これは予想だけど。このアナログ波形ってのは、要は音声信号と同じって事だ。音声ってのは当たり前だけど電気信号に変換出来る。その電気信号を音声化すれば聞き取れるって寸法だ。
でまあ人間の体には微弱な電場があってだな、ある人間の頭皮から電気信号を送って、足先から電気信号を受信して、音声に変換するって事が出来るのは実証されているんだよね。って事は脳内で発生している音声のアナログ波形も人体の電場に流れ出ている可能性は十分にある。
電場に流れ出ているって事は、電波にもなっている可能性がある。本当に微弱だとは思うんだけど。微弱なら増幅回路で増幅してやれば良いだけだ。
仕組みとしては上の様な仕組みだよ。不可能な話じゃないと思う。
でまあ脳内情報を送信する事と受信する事ってのは別機能だと思う。そしてそれらの機能ってのは生まれ持っている物なのか、育ってから身に付ける物なのか、何らかの機械を用いる事によって出来る事なのか。その変を俺は全く知らない。
俺の経験から確実だと思われる事は、俺自身の体に何らかの細工がされていなければ、人間は脳内の情報を盗聴されてしまうってのは確実っぽいって事。俺が特殊な人間で無ければ、全ての人間が送信機能を持っているか、若しくは全ての人間が盗聴されてしまうって事。受信している人間がどんな手段で受信しているのかは分からない。機械を使っているのか、生まれた時から持っているのか。そして受信している人間がどれだけ居るのかも分からない。
送信や受信が出来るとして、それらの送信力とか受信力ってのもあるのかも知れない。良く分からないけど。