1996 年の頃からいづみさんのファン

いづみさんの歌声はそれはそれは高くてハスキーで澄んでいて綺麗でした。最高でした。俺がそれまで聞いた歌声の中で最高でした。ファンになりました。当時 28 歳だったいづみさん。段々と高い声が出にくくなって来ていた。ラジオで時折「昔の様な歌い方では無くて、新しい歌い方を…」とかそんな意味合いの事を言っていた。それはポジティブな発言ではありますが、暗に「声が低くなって来ている、いづみさんの長所である高くて澄んだ歌声が出なくなって来ている」という事を言っている様に思えて、胸が痛みました。いづみさんの歌声は努力とかで出来る物では無かった。( 俺の主観で思う限り )誰にも真似出来ないあの高くて澄んだ歌声は努力では出せない。それが年齢と共に失われて来ていた。俺にはそれが少し辛く思えた。いづみさんのあの歌声が失われて行くのが辛かった。だけど、いづみさんという人間も好きだった。ラジオから窺い知れるその人格はとても暖かかった。低くなって行くいづみさんの声は「知りたく無い、聞きたく無い」という気持ちも少しあった。けど、未だに買い続けています CD。それはいづみさんの人格に惹かれているからというのも、関係しているかなあと思ったりする。いやいや、今の歌い方もそれなりに良いですよ。嘗ての方が好きではありますが…。勿論、こんな事はここにだから書けるんであって、いづみさんに伝える意思はありません。大好きないづみさんがショックを受けるであろうこんな事をいづみさんに伝えたりしませんよ。まあ、いづみさん自身も良く分かっている事だとは思うんですけどね。