同じ作家の作品をいくつか読んだけど

最新の作品は高ランクで昔の作品は低ランク。最新の作品は低年齢層向けで昔の作品は成人向けって感じだ。最新の作品は万人が受け入れやすいソフトな人間の一面のみを描いて、昔の作品は万人が受け入れにくい一面も入ってる感じか。そういった万人が受け入れにくい一面が描かれている作品は政治的主張って側面もあるので、出版社的にもバックアップしづらいだろうな。その作家の作品は押し並べて面白いんだけど、昔の低ランクの作品のが面白かった印象です。結局のところ低年齢でも楽しめるものじゃないと高ランクにはならないんだよな。同じ作家の作品を読み比べると、それが良く分かる。作家自身が馬鹿だから馬鹿な内容を書いてるんじゃなくて、成人向けの内容を書くこともできるんだけど、敢えて作品の知的レベルを落としてるんだなあって。