ヤリマンはジャスティスなのか

これは良く聞く話なんですけど。あまり覚えてないんだけど要は自分に自信がない男にとってヤリマンは天使みたいな存在だって話です。ずっと童貞のままなのかって不安な男の筆おろしをしてくれる。ありがたい存在であると。こういう話が世間一般にあると思ってます。俺も特にフォローとかしてませんでしたが SNS のタイムラインで SNS 会社オススメとしてヤリマン天使みたいな単語が流れてきたような気がします。良く知りませんがヤリマンは SNS 公認ってことなのでしょう。

そんな栄えある単語であるヤリマンですが、その一方で良くない意味でも使われるでしょう。世の中には処女が好きな人がいます。純潔を重んじる人もいます。結婚するなら処女みたいな人もいます。ヤリマンは浮気するとか不倫するみたいなことを言う人もいます。ヤリマンは病気を持っていそうだという人もいます。しかしこれはしょうがないこととは思います。表裏一体で切り離せないですし。その人その人によって重視することが違うから。その辺は相性次第でしょう。ヤリマンでも浮気はしない人はしないだろうし、ヤリマンでも清潔な人は清潔だとは思いますけど。

ヤリマンという称号は良くも悪くも基本的には生涯にわたって消えることはないでしょう。人々の記憶は消せませんし。かと言ってずっとヤリマンだと指を指されて言われ続けるのも違うと思います。

俺は別にヤリマンを否定しないんですよ。ただ偽ったりするのは違うんじゃないかなあって思ってしまうだけで。ヤリマンならヤリマンとしての道を進めばいいと思っているというか。かといって俺はヤリマンが清楚であると偽ることについて、そこまで悪いこととは思ってもいません。ヤリマンであるか非ヤリマンであるかというのは個人情報ですし大っぴらにすることではないですから。個人情報保護法では機微情報に当たる情報であって厳重に保護されるべき情報の認識です。それとヤリマンと清楚ってのは両立する概念なのかって話もあります。俺の判定では真っ黒よりのグレーですね。基本的には有り得ないでしょう。でも清楚キャラでヤリマンってのも別に良いんですよ。表向きは清楚だけど実はヤリマンですってのも。そこが良いって人もいるでしょうし。ただなあ一つだけ頂けないのがアイドルなんだよな。ヤリマンアイドルってのも別に俺はありだと思ってるんだ。でも清楚系アイドルで売り出してて実はヤリマンってのは流石にどうなんだって思ってしまうところはあります。問題の本質はヤリマンであるかどうかではなくて人を騙しているかどうかって話なんですよ。言いたいこと伝わりますか。ここまで分かりやすく書いて伝わらないのはショックですけど。

俺は経歴を詐称することは絶対的な悪だって思ってないんですけど。ただそれをやった人間はその事実を一生背負うべきだって思っています。その罪から逃げてはいけない。ただし世間は必要以上にその事実をつつくべきではない。さりとてそのヤリマンであったという過去の事実が象徴的に明らかになるようなイベントで、その事実を指摘されたとしても、それは甘んじて受け入れるべきで。その指摘は適正なレベルで。これは俺の個人的な考えですが。

なのでもしそういった考えであれば俺はそういった詐称してる人がテレビに出ていても、そこまで抵抗感はないんですよ。自分は詐称しているって思っていて、それを世間から指摘されるのも当然だと思っている。かといって不必要に指摘されることには抵抗を感じる。そういった人がテレビに出ているのであれば俺は抵抗はない。だけど自分の過去をなかったことにしたい、それを指摘する人間をすべて踏み潰したい、そういう考えを持っている人間であれば、非常に俺は抵抗を感じますね。

そして見出しのヤリマンがジャスティスかって話ですが、ジャスティスとまで言わしめるほどのヤリマンであれば、やはり老若は問わず美醜も問わず、股を開いて欲しいって思います。男女も問わずとまでは言わない。「私は誰にでも門戸(まんこ)を開いてます」そういった安全地帯であってほしい。性的セーフティーネットというかさ。慈愛を感じますね。人には向き不向きがあるので、できない人が無理にやる必要は全くないですよ。