競争原理

というのは良く知りませんが強い者がより多くを得るという話らしいです。その話は別に良いんですけど。競争がもたらす利害について思うことがあって。何度も書いたような話ですが。競争というのはお互いに競い合って力を高め合うのに有効であると言われています。ですがこれはスポーツマンシップ溢れる人達だけで競争した場合です。他人の足を引っ張ってでも勝つという人達だけで競争した場合、お互いの力を高め合うどころか、お互いに傷つけあって害のが大きいというか最悪の場合は害しかない、みたいなことになります。すごくてきとーに 3 段階ぐらいの分け方をすると、まずスポーツマンシップ溢れる人達がいて、そういう人達は競争が齎すメリットを理解していて、ルール以上の厳しい自制をし、競争の利しか齎さないような人達です。次にルールは最低限守るって人達ですね。ルールは守るけどルールに記載されていないことであれば、どんなことでもしてもいいって人達です。これは利害がなかなかありますよね。最後にどんなことをしてでも勝つ、勝ちにこだわるって人達です。これはどんなことをしてでも勝つ人達ですから、毒を盛ったりしますし、裏取引で金銭と引き換えに勝ちを取ったり、または脅迫とか色々とやることになります。害ばかり齎すような存在です。勝ちにこだわるから楽しいというのは分かりますが。俺は個人的にはどんなことをしてでも勝つって人達をどんなことをしてでも止めるという行為は悪くない行為だと思っています。その方がフェアですよね。今回の五輪は日本は「どんなことをしてでもメダルが欲しい」というのが本音だったようで、細かいところで日本有利になるようにしてたことが沢山あったらしいです。別に良いんですけど。主催国が多少は自国に有利にするのは恐らく他の国でもやってることで、多少は許されるところがあるでしょうし、それにコロナ禍の中で開催してくれたことに感謝されるところもあるでしょうし。できればそういうのは今回だけにしてほしいなあ、とは個人的には思います。