があるとすれば、その目的として考えられるのは社会に混乱をもたらすこと、というのが最も平凡な理解なのかな。もちろんここで言ってるのは人から人へ感染するウイルスのことです。ただ感染範囲は限定することは可能だ。特定の人々には感染しにくいなど。それは遺伝子によって制御可能なんでしょう。特定の人々に限定できるということは、他国への攻撃手段として用いることも可能ということになります。それも上手くやれば誰が作ったウイルスなのかを完全に秘匿して自然の所為にできる。攻撃者の身元を秘匿して効果的に特定の国々の経済に打撃を与えることができる。
致死それ自体が目的ということもあるのかなあ。でも感染力と殺傷力は両立しにくいらしいし、そんなことはないかな。だけどもし特定の人間の遺伝子を把握していて、その人の生活などを把握していて、その人にとっては間違いなく致死というようなウイルスを作ることができるのならば、その人を殺すためのオーダーメイドウイルスってこともあり得るんだろうか。でもさあ、それだとその人以外にも沢山の人が迷惑を被るし、とんでもなく世界にとって重大な人物じゃないと流石にそんなことはあり得なさそうですよね。どんだけの人間なんだと。でもあれか本当に計算しつくされたウイルスなら人類絶滅も可能なのかなあ…。
後は良く言われるウイルスによる水平遺伝ですよ。人類の DNA のアップデート。これの可能性もあり得る。ただし相当に遺伝子について熟知した存在じゃないと不可能だと思うけど。これは俺も 2 月ぐらいには思った話だけど、特に書く意味もないかと思って放置して来た話で。それを書いたところで何もならないからな。どうせどうすることもできないし。でもちょっと面白いですよね。Windows 10 なんかパッチをダウンロードして更新するわけですけど、人間の遺伝子もウイルスでパッチを当てて更新できるって考えると、遺伝子とソフトウェアって本当に似てるなあって。じゃあもしアップデートだとしたら、一体それは何のためのアップデートなんだろうってのは思いますよね。そこなんですよ。…一旦ここで終りますか。