手塚治虫ってのは

深く考えたこともなかったんですけど。つい先日まで俺の手塚治虫の認識は子供の頃から大きくは変わっていなかったというか。有名な漫画をいくつも書いてて、アニメ化もいくつもされていて、なんだかすごい人って感じで。色々な漫画家に影響を与えたっていうけど、そりゃそうだろうなと思いつつ、そこまで深く考えてなくて。だけど少し前に火の鳥という作品の Wikipedia をたまたま読んで、ふむふむこれは大作なのかもしれないなあって思いました。ジョジョの奇妙な冒険って作品がありますけど、あの作品の構成ってもしかしたら火の鳥に近いかもっていうか。そんな風に「ふーん、そうなんだなあ」って感じに思えたんですよね。火の鳥って何となくタイトルがダサい感じがするというか、子供の頃に映画か何かを見たんですけど、意味がわからなくて凄いつまらなかったのを覚えてて、なんだこりゃって敬遠してたんですよ。なんかあの映画は古墳時代の日本が舞台だったような気がしますね。でもこの Wikipedia を読むと、これは大人向けの作品だなあって思いました。しかも恐らくこれは…。これはそういうことなんじゃないでしょうか…。だからですよ。多くの漫画家に影響を与えたって。少し前に鬼滅の刃とか進撃の巨人とかについて書きましたが、漫画に何か暗号めいた情報を込める、その走りが手塚治虫だったんじゃないかって、俺はそう理解しました。まあ読んだことないんですけど。