異世界転生・転移・召喚ものって

俺が最初に見た作品ってなんだったかなって思った。世界で初めての作品じゃなくて、俺が最初に見た作品です。世界初であれば不思議の国のアリスになるんでしょうか?この作品は俺は見たことが無い気がするんですよ。なので実際のところ良く分かりません。他にもあるかもですよね。飽くまで現代社会に生きる人が何らかの拍子に異世界に飛び込んでしまうって話なので、最初からファンタジーな作品は範囲外とします。最初からファンタジーで世界が複数あるって言ったら、直ぐに思いつくのは北欧神話ですよね。そういうのは範囲外です。話を戻して俺が最初に見た作品ですが、直ぐに思いついたものは「ふしぎ遊戯」です。ですがもっと前にあるはずで。しばらく考えて思いついたのは「オズの魔法使い」です。でもはっきり覚えてないので、「オズの魔法使い」が異世界転移ものだったかはっきり覚えていないのですが、確か転移物だったと思うんですよね。そこそこ楽しみにして見てたのは覚えています。ということで俺の記憶の中で残っている最古の作品は「オズの魔法使い」です。では俺が見た作品で異世界が意識されている作品ってなんでしょうかって言うと、色々とあると思うんですよ。はっきりと覚えているのは「魔法の国からやってきた、ちょっとチャームな女の子。サリー」って歌の魔法使いサリーですね。魔法の国の世界があって普通の世界があってって感じじゃないですか。国であって世界が違うわけではないのかもですが。ということではっきりとした記憶で魔法使いサリーは覚えています。それ以前にも似たような作品はあると思うんですよ。俺は少女アニメは良く見てたんですよ。ひみつのアッコちゃんも見てましたし、スイートミントとかようこそようことか見てましたし、恐らくミンキーモモとか魔法の妖精ペルシャとか、とにかくそれ系統は見てる可能性が高くて。この辺りは記憶が朧げなんですけどね。なのでそういった作品で普通の世界と魔法の世界の両方が描写された作品は見たことがあるかも、とは思ってます。後はドラえもんとかは常に道具で色々なことをしてましたし、道具の種類によっては異世界を意識させるものもあったと思います。そんな感じですかね。なので決して新しい概念ではないんですよね。ただ割と最近の話に見られる傾向は、転移とか神隠しとか迷い込みではなくて、しっかり元の世界について勉強した大人が死後転生して、転生した異世界で赤ちゃんから成長して無双するっていう子供の夢みたいなタイプの作品を見かけるようになったってことですかね。そこは新しいんでしょうか?本当に子どもの夢みたいな話で誰でも思いつくことだと思うので、新しいのかどうか良く分かりません。でも確かにそれ以前にそういった作品を見たことはない気がするんですよね、俺は。俺が見てないだけで以前からそういった作品があったのかは分かりませんが。ただループ物というのは手塚治虫作品から存在するらしくて新しい概念ではないらしいです。なので以前の記憶を継承するってのは新しくないらしいです。まあ俺みたいなそんな詳しくない人間が語ることでもないんですが。取り敢えず俺が初めて見た作品とか俺が認識している現実さえ書けば良いですね。

でもあれか。宗教的には死後の世界なんてのは一般的にありますよね。天国とか地獄とか。転生って概念も同様に。ただ記憶を継承した異世界転生ってのがポイントなわけで。死後の世界があったとして、それが異世界転生の結果だととらえるのか天国に来たととらえるのか地獄に来たととらえるのか、それは本人の気分次第でもあるのかもしれません。ただ異世界転生物の読み物では、お約束なのか「自分は天国に来たのか?」みたいな自問はなくて「異世界に転生したのか?」みたいな自問が先に来ますよね。これは既存の宗教観の打破を試みてたりするんでしょうかね。