生産と加工と流通と小売

が直結するのは流れなのかなあって思ってるんだけど。どういう結果を齎すんですかね…。農協が衰退するのかな。中央集権から地方分権になるのかな。経済の再構築って事なんかな…。まさか構造改革って奴だったりするんかねえ…。物凄く単純に考えると生産者と消費者の間に入って搾取して大きな権限を持っていた連中をどかす事によって、生産者と消費者が嬉しい事になる…って事だと思うんだけどさ。でも結局はそうやって生産者が小売まで請け負う様になると、それがどんどん肥大化して行って結局は間に入って搾取していた旧来の連中と同様の存在になり兼ねない…。二代目三代目と世代を経る毎に創業者の精神が失われて行くだろうし。今は農協が政治的に強い力を持っていて価格決定権みたいなのを持っている状態なんだと想像するんだけど、それが経済合理性を欠いているので経済的に強い新興勢力がそれを打ち破ろうと動いていて、やがて打ち破った時、その時には政治的な力も手に入れているだろうけど、それが気の緩みで経済的に弱くなった場合に依然として力を行使しようとし続けた場合に農協と同じ様な存在になり下がるというか…。でも農協みたいな官製の存在じゃないから、恐らく第二第三の同様な生産〜小売までやる勢力が存在する事によって、お互いに牽制し合って殿様商売状態にはなり難いかも知れないね…。消費者の立場はどうなるのかなあ。都会の人達の立場はどうなるのか。国の立場はどうなるのか。グローバリズムにどう影響するのか。農協が関与し辛くなるとグローバリストが動き易くなってしまうかも知れないな…。そうすると国民の食の事情が悪化する可能性もあるかも…。