たとえば彼らは平気でこういう嘘をつく

「みんなで顔を突き合わせて会議した方が生産性が高い」とか。会議が役に立つ場面が存在するのは分かる。だけど会議には無駄も多い。これはテレワークと出社にも言えることで。出社すれば対面してお互いが分かるから仕事が進むとかなんとか。言ってることは分からなくもない。

話を分かりやすくするために極端な話をするけど、出社することで生産性が 1/day でテレワークすることで生産性が 2/day になる人が 5 人いたとする。この 5 人が全員で出社すると生産高は 5 になる。5人が全員でテレワークすれば生産高は 10 になる。ここに出社することで生産性が 2/day でテレワークすることで生産性が 1/day のリーダーが加わったとしよう。そうすると 6 人が全員で出社すれば 7 テレワークすれば 11 の生産高になるわけだ。つまりテレワークした方が生産性は高い。そしてこのリーダーが生産性を重視してテレワークを推奨するかと一見すると思いますけど違うんですよ。残念ながらそうはならない。リーダーは自分の個人的な生産高を重視して出社することをメンバーに強要する。こういった悲しい現実があります。その時につく嘘が「みんなで顔を突き合わせて仕事した方が(俺の)生産性が高い」などです。「俺の」の部分を言わないところがポイントです。それでいて「嘘はついてないだろ」って姿勢を崩さないんですから腹立ちますね。今の世の中は残念ながらこういう連中はそこそこ存在します。俺の経験的には。