農家の大規模化

俺は昔は小規模農家は大切にしないといけないとか思っていたけど、株式日記を読んでてそうでも無いのかなあと思う様になって来た。
政府の政策にも色々と問題があったから若しかしたら今までは小規模農家で良かったのかも知れない。だけど今後に食料自給率の向上とか農業振興を進める政策をやって行くのなら、大規模化はした方が良い気がした。
やはり転売目的で耕作放棄地を放置しているのは許し難いよねえ。先祖伝来の農地を手放したくない小規模農家さんはきっと耕作放棄などしない筈。転売もする訳が無い。そういった農家は兼業農家で頑張ってる筈。そういった小規模農家は許せるんだけど、転売目的で耕作放棄は許せないね。これはもう大規模農家に吸収されて然るべきでしょう。
俺なんて土地を親から貰えるとか有り得ないんで。親からタダで貰った土地を転売して儲けるとかちょっと許し難いね。
それと農家の所得補償だけどさ。所得ってのは収入から経費を差し引いた奴じゃん。農業って経費が割と嵩むんだよね。だから所得に対して補償するってので良いんだと思う。この補償をどうするか…。まず家族でそれなりの暮らしをするのなら所得は 500 万ぐらいはあった方が良いかなあって思う。農家って大家族が基本だと思うし。これをベースにする。もう一つのベースは土地の広さと土地の生産性。どれぐらいが妥当なのか全く分からないけど。仮に 100 [Ha] で生産性を 1.00 としよう。という事で 100 [Ha] の生産性 1.00 の土地に対して 500 万の所得補償と定義すると。後は土地の広さに比例して金額を変化させれば良いんじゃないかなあ。但し広過ぎる場合は所得補償の度合いを下げた方が良いかもな。
そうなると農家がしっかりと農業をやってるかどうか見る人も必要になって来ると思う。農家 10 人に対して 1 人ぐらい必要なのかなあ。それとも 1000 [Ha] に対して 1 人ぐらいか。良く分からないけど。何を基準に見るのかも分からない。