情報システム産業は比較劣位だから海外に投げろって

式日記に書かれてたけど。それって昔からやってるんだよね多分。一応この業界の人間として書いてみるけど。下っ端だけどね。
確かに下請けに出せる仕事ってのは存在すると思う。だけどねえ、そう上手く行かなかったりするんだよねえ。
1.言語の壁ってのが先ずあるでしょう。これは大きいよ。
2.そして重要な技術に関わる仕事は出せません。
3.その他の重要な情報にアクセス出来る様な仕事や重要な社会基盤系の仕事は出せません。
4.日本文化を知らないと作業工程が発注元の現場に馴染み難い。
5.日本文化を知らないと変なシステムを作り上げられてしまう。
6.日本人なら面倒な裁判沙汰になり難い。
7.日本人なら煩雑な契約手続きを簡単に済ませられる。
8.日本人なら信用調査を簡易化出来る。
日本の情報システム産業の仕事ってのに「言語を含まない純粋な技術的コンポーネントでそれなりの規模があって、且つ重要な技術で無い物で、且つ重要な情報にアクセスする必要が無い物」ってのは中々に無いんだよ…、実際の所( 想像も可也あるけど )。若しそういった仕事があるのなら既にやってると思うよ。
この業界の人口って 100,000 人ぐらいだっけ。てきとーな記憶だけど。そんな物じゃないのかなあ。1000 人に 1 人。保守とかをする人員としてそれぐらいは必要じゃないかなあ先進国ならって思ってるけど。多いかな。確かに屑みたいな人も結構居るけどね。