日本の大学生のレベルの低さ

以前に株式日記で読んだりしたけどさ。マスゴミはもっとキャンペーンを張って煽るべきだと思うよ。日本企業が日本の大学生の新卒を採用しないのは、不況の所為でも無く、グローバル化の所為でも無く、日本の大学生が馬鹿過ぎるからです…って。ちょっと誇張が入ってるけどさ。本人達は自覚や危機感が無いっぽいからさ…。大学生のレベルが低いだけじゃなくて教授のレベルも低いってのが酷いよなあ…。ああ…。戦前の日本人は凄い勤勉だったんだろうけど、それから月日が経ってどんどんどんどん堕した連中ばかりになってしまってる。大学は遊ぶ所って認識が俺には信じ難いんだけどねえ…。100 万とか凄い大金を払って遊び捲ってるとか有り得ないわ…。金満の考えは分からんよ。因みに俺は高卒。
大学生と世代に就いて想像してみた。28 歳で子供を産むと考えて、今の大学生の親が大学生だったのは 28 年前、今の大学生の祖父母が大学生だったのは 56 年前だ。祖父母から考えてみる。56 年前となると戦後 11 年だ。この頃に大学生だったという事は戦争を経験しているって事で、疎開防空壕への避難も経験している事だろう。家族の死もあったかも知れないし、そうでは無くても周囲の人間の死をまざまざと見せ付けられて来た、そんな世代だろう。戦後 11 年って事はまだまだ日本が貧しい頃だと思う。そんな中で大学生だったという事は恐らく、貧しさから脱する為に必死で勉強していただろうと思う。日本を立て直すなんて考えの大学生はそんなに居なかっただろうけど、大学生に教える大人達はそんな考えを持って必死に勉強を教えていたかも知れない。そういう世代だったんじゃないか。そしてその人達が大人になって子供を産んで自分の子供を大学に行かせようと思った時、何を想っていただろうか。恐らく大学で真面目に勉強して良い仕事に就いて不自由無く暮らして欲しい、苦労して欲しく無い…そんな考えだったんじゃ無いだろうか。子供にもそんな事を言っていただろう。だけれどもいざ子供が大学に入ってみると、子供はちょっと違う印象を受けたに違いない。その頃は高度成長期で貧しさも抜けて来て大学も色々と華やかな様相を呈していただろう。新入生の歓迎会とかで酒を飲んだりしたかも知れない。サークル活動を思いっ切り楽しんだかも知れない。だけれども親はそんな風には思っていなかっただろうから「時代が変わったのは分かる。でも勉強もちゃんとするんだよ」的な事を軽く言っていたんだと思う。そんな世代だったんだと思う。では今の大学生はどうなんだろうか。彼等は親に大学に就いてどんな事を聞いただろうか。「大学は楽しい。社会人になる前に最後に目一杯楽しんで来い。学費は全部払う。或る程度は遊んでも許すよ、私達も割と遊んでたからね」みたいな事を言われているかも知れない。そんな中で実際に大学に入ると、前評判通り新人歓迎会やサークル活動で賑やかだった。遊び人の OB や OG も沢山居り、長年掛けて洗練されて来た遊び人の知恵、熟成された遊び人の為の大学生活がそこにはあっただろう。加えてゆとり教育を受けた世代でもある。自分の得意な事を活かし、自分でやりたい事を見付け、人生は楽しむ物、そんな教育を受けていたんでしょ多分。だから恐らく今の大学生ってのはそれらを真に受けて本当に全力で遊んでるんじゃ無いか…ってのは俺の想像でしか無いと思いたい。
受験勉強で苦しんでいる分を大学で遊ぶ事で発散するって考えもある。それはそうなんだけどねえ…。日本の大学の悪い所なんだよな…。入口は広めで出口を思いっ切り狭くするのが理想だよな。今の大学生は「出口はそんなに広く無い」って言うかもだけど、俺は広いと思うよ。広過ぎると思う。国家公務員一種に合格するレベルぐらいにまで絞って良いんじゃ無いかね。