魅力に負けてしまう人もいる訳で。分かってなくて油断した訳じゃなくて分かった上で魅力に負けてしまうパターンの話ね。魅力ってのは人を動かす究極的な武器だからね。独裁国家が情報統制して国民を監視下に置けば海外からのプロパガンダに或る意味で強くなるけど、情報統制に国民が気付き出して自国の不自由さに嘆いて海外の魅力に惹かれて行く。そうやって自然と崩壊して行く。逆に寛容的な国は情報統制系の国のスパイが入り込んだりして活動され易いけど、その寛容さが魅力となって独裁国家の人間を自然と吸着して心変わりさせて行く。そういった国と国のレベルの話もある。それに個々人のレベルの話も加わったりして色々と葛藤した上で裏切る人は裏切るという結論を出すんだろうね…。だから罰則とか厳しくするだけじゃ秘密ってのは守れないんだけど、日本がスパイに甘い法律になってる話は読んだ事があるので、もっと厳しくして良いんじゃないかとは思うね。
