若者と定年後の仕事

NHK スペシャルを見てたけど。若者にも定年後の人にも仕事が無いんだよな…。少子化傾向なのに。グローバル化して来てて仕事が減ってる。何処でも作れる物は安い賃金の所で作られてしまう。既に日本企業も色々な所に出てるっぽい状況らしいし。稼いだ金は日本に還流させずに内部留保に回すし。未だ俺の現状の把握は不十分だけど…。それと世界経済の不調がある。輸出先であるアメリカと EU と中国が不調っぽい。それにつられて新興国も不調になり気味で。日本も不調になってしまって。国内経済も回って無いし。若い世代が少ないし金も持って無い。金を持ってる老人は金を余り使ってくれないし。色々とロボットが進化して自動化も進んでるしな…。3D プリンタも出て来るし。公共事業も少ないし。TPP とか入って来たら公共事業が海外企業に取られる様になって来てしまうし。消費税も上がるし。年金はダメダメだし。再分配は崩れ気味だし。日本は成熟してるからなあ…。
でも本当に仕事が無いのかなあ。完全失業率は減って来てるって話だけど。求職活動を止めちゃってたりするんだろうか。仕事の選り好みし過ぎだったりするのかなあ。でも出来ない向いてない仕事ってのはあるからなあ…。戦前生まれぐらいの人は金を持ってるらしいけど団塊世代の頃の人は金が無いらしい。だけどローンには入ってるので年金が少ないと困った事になってしまうらしい。だから働きたいそうだ。若者は若者で当然だけど働かなくちゃならない…。少子化傾向なので老人も労働人口として生かして行くべきという考え方もある。だけどその割に仕事は無いんだけど。それでも定年後の人への仕事は熟練者向けの仕事になるので若者と被らなかったりもするらしい。新しい働き方や生活習慣を考えるべきなのか。ワークシェアリングとかプチ就労とか期間限定で北海道に住むとか。技術を持った老人を放り出すと新興国で金型とか作り出すからなあ…。日本の若者に教えて欲しいのに。生涯現役で必要とされる所に行くっていう考え方はグローバリズムだからな…。悪い事じゃないんですけどねえ…。団塊の世代や戦前の人は苦しい時代を生きたから多少は楽をして良いんじゃないか…って考えは確かにアリとは思うんだけどね。今の若者は若い頃に楽をし過ぎてるから。でも楽して家でゴロゴロしてても早死にするだけとは思うよ。人はやっぱり健康的に動かないとな。出来る人は起業しろって言うけどさあ…。起業ってそんなに上手く行く物でも無いでしょう…。失敗率 90 % って話もあるみたいだし。でも金もあって優秀な老人には起業して貰えたら嬉しいかも…とは思う所もあるよ。新しい仕事を生み出すっていうのは理想というかね。パイを大きくするって考え方ね。盲目的に優秀な人がパイを大きくしてくれるから大丈夫なんだとか他人事みたいに言ってる人達はちょっとなあ…って思うけど。
こういった事を考えつつ、当然だけど環境問題とか食糧問題とかエネルギー問題とか安全保障とか通商の確保とか貿易収支とか色々と同時にクリアして行かなくちゃならない訳ですよ。でもああいった番組だと論点を絞るからなあ…。