これも怪しい気がして来たなあ…。どれだけの企業が円安で現地生産を止めて日本に帰って来るのか…。逆に現地生産が加速する様な状況だったら円安はマイナスに働くだけなんだよなあ…。もしそうなったら公共事業とか色々な法整備をしっかりとやらない限り、インフレターゲットのマイナス面のみが際立つ事になるかもだぞ…。グローバリズムの病は日本をどのぐらいまで蝕んでいるというんだろうか…。俺も確かに究極的に見れば現地生産というのは望ましいと思うよ。無駄な輸送が減って地球全体で見れば効率が良いのは間違い無い。でも日本って国を考えるとそうは行かないんだよな…。日本はエネルギーとか食糧とかの必須の資源を輸入している。って事は輸出が必須なんだよ。だから現地生産が進めば進む程に日本は苦しくなる。現地生産をしている日本企業がちゃんと日本に金を送ってくれれば良いのに、送ってくれないらしいからな…。最近は外国の資産に課税をしたりする動きを強めてるらしいけど。日本から輸出する事が不可能になる未来が来ると考えると、是が非でも次世代エネルギーや農業プラントを作らなくちゃって話になるよな。それと海底からの資源回収。資源回収ってのは希少金属もそうだけど、リンとか肥料もだよ。そう考えるとそういった公共投資を頑張るべきって事になるよな。グローバル企業からの徴税が余り当てにならないって考えると。つーか TPP で公共事業を海外企業が受注する様になったら最悪な事になるな…。確かに俺は詳細なデータに基づいて論じて無いからな…。円安になれば日本企業は息を吹き返す、戻って来るって信じてる所はあった。それがダメというのなら公共事業とかの手段を駆使するしか無いよ。未だダメと決まった訳では無いけど。
