デバッガ

今の職場の欠点だと思う所は先ずデバッガだな。何だか良く分からないんだけど使って無いんだよ。あんな便利な物を使わないなんて嘘だろって言いたくなるけど。目の前で昔ながらのやり方である部分的に消してみて実行して部分的に消してみて実行してってのをやられた時には驚いたよ。それが当然の事だと思ってるんだなって。
ブラウザ上でも javascript を使ってサーバ上でも javascript を使って…っていう割と新しいやり方の開発なんだけど。先ずブラウザ上での javascript に関してデバッガが用意されていない。Microsoft Officeスクリプトエディタすら入っていない。ブラウザとしては IE6 しか用意されていない。それも重大な欠点だと思うんだけど、それだけじゃない。サーバ上のデバッガが存在するにはするんだけど、まともに動かない。それが現場の人間の共通認識らしい。そういう物だって諦めているらしい。
どんな風にサーバ上のデバッガが動かないかって言うと、最初はブレークポイントに止まるんだけど、その後に実行してクライアントにレスポンスを返して、再度クライアントからアクセスすると同じブレークポイントに止まら無かったりする。しかもブレークポイントに止まっても変数の値をちゃんと見れない。ステップ実行して行くと見れる場所では見れるんだけど見れない所では見れない。そしてステップ実行した途端にどういう訳かクライアントにレスポンスが飛んでたりする。java & Eclipse でしか開発してない人はイメージし難いとは思うんだけど、javascript のデバッガなんで、そこは勘違いしない様に。
javascript 向けに日本国内メーカーが中途半端にカスタマイズした Eclipse を使ってるんだけどさ。この出来具合が中途半端なんだよ多分。日本国内メーカーが作るフレームワークとか開発環境って中途半端だよな…。イマイチな物を作ってくれるよな本当に。
前に PHPEclipse で開発してた時はちゃんとデバッガが動いたんだけどな。PDT って奴だったかな。ちゃんと出来てるなあって思ったよ。javascript だって似た様な物なんだから出来ない事は無いと思うんだけどねえ…。