純資産課税に就いて

どうして上場企業だけ非課税なのかって疑問に思ったかも知れない。俺としてもアレは出来ればやりたく無いんだよね。
俺が純資産課税で何を実現したいかって言うと、

  1. 金を持ち続けて金回りを悪くする悪人から金を没収する。
  2. 一度に大量の金を稼いでしまって遊び捲っている人間がいたら、極端な話それは生きているだけ無駄な存在と言えるので、そういう人間を無くす。働いて貰う。
  3. 相続税を免除する無利子国債を容認した場合、世襲が酷くなり機会の平等が損なわれるので、代わりに純資産に課税する。

といったのがある。そして例の上場企業の話を説明する上で関係して来るのが 3 つ目なんだよ。3 つ目を実現する為に純資産課税で個人の財産を没収しても、非上場の法人を使って世襲してたとしたら、余り効果が無いなあって思ったんだよ。だから法人にも純資産課税しようと思った。そしたら純資産を大量に持てる存在が国や自治体しか無くなっちゃうんだよ。それは流石に国の権限が肥大化し過ぎかと思ったんだよ。そこで注目したのが国内資本系の上場企業って訳。恐らく施行から 10 年後ぐらいには上場企業同士の株式の持ち合いが進んでるんだろうなあって思う。個人が大量の資産を持てないんだから、そうならざるを得ない。
いきなり違う話になるんだけど俺は会社って物を良く知らない。上場企業は証券市場で自由に株を売買されるから、時価総額が普通に決定される、という事を知っている。だけど非上場企業に就いてはそうじゃ無いんだろうって事ぐらいしか知らない。非上場の株式会社と有限会社の違いも良く分からない。合資会社とか合同会社とか合名会社とかも良く分からない。だから法人を使って財産相続的な事を実現する事が本当に可能なのか分かっていない。って事を書いて置くよ。