偽装請負の禁止に就いて

何時頃だったか偽装請負禁止ってのが強化されて、コンプライアンス( 法令順守 )が強く言われ始めた。その結果どうなったかというと、偽装請負は無くならなかった。偽装請負は現在も続いている。決して自分の所属会社を明かさないという密約の下に。
今では働いている現場の会社で、自分の本当の所属会社を言えなくなってしまった。それが現場の会社と自分の所属会社が直接に繋がる機会を阻害し、中間搾取会社を却って喜ばせる結果になっている。
中間マージンを取るだけの会社は「コンプライアンス遵守が叫ばれている現場なので自社を明かさずに内の契約社員として下さい」と、現状を上手く利用して中間搾取の固定化をしている。
これは失敗だと思うよ。俺もかなり前から思っていたんだけど。まず現状を打開する為に偽装請負を条件付きで容認すべきと思う。そして自分の所属会社の開示を義務付けさせる。そして中間搾取会社に中間搾取を継続的にできなくさせる。最初の 3 ヶ月間は中間搾取会社が搾取しても良いけど、それ以降は直接契約を義務付ける。って事にすれば良いと思う。この案はかなり前から思い付いてはいたんだけどねえ…。ひょっとしたら放って置いたらどんどん良くなって行くのかなあって思って、書こうって気にはならなかったんだよ。でも何だか俺自身が偽装請負に未だに投入されているという現状なんで、書く気になりました。
中間搾取会社が無くならないのには、使う側にも問題があるんだよな。例えば接待とかでキックバックして貰ってるとかさ。民事不介入なんで警察沙汰には絶対にならない。
民主党はやってくれるだろうか。その為にも先ずは小沢を消して欲しいね。