ノブレス・オブリージュの

「多くを与えられた者」に就いて俺の考え方を書くよ。基本的には金だね。もうちょっと広く書くと財産( 人脈とか社会的地位とか権力とか影響力とかも含む )。もうちょっと広く書くと幸福。「広く」というか意味が変わってるけど…。財産に加えて幸福…って書き方のが良いか…。
金持ちの子供ならノブレス・オブリージュが求められる。それは当然。では成金はどうなるのか。俺の考えではノブレス・オブリージュが求められる。何故なら金を持っているから。若い頃は持っていないので求められない。だけど金を手にした段階で求められる。
「自分の力で手に入れた物だ」というのは認められない。そもそも頭の良さとか運動能力の高さとかってのは、全く平等に与えられていない。だけれども若い頃は色々と苦労をしているのでノブレス・オブリージュを求められない。
「自分は才能は無いけど人より沢山の努力と苦労で今の地位を手に入れた」というのも認められない。そもそも努力する力というのは才能だから。計算する力は高いのに勉強が嫌いだったり集中力が無かったりで落ちぶれて行く奴は大勢居る。
便宜的にノブレス・オブリージュを「求められる」「求められない」って二極化して書いたけど、実際にはちょっとずつ段階的に求められるんだよ勿論。
そんな感じです。
努力する力ってのに就いてちょっと書くよ。俺は脳には体力があると思っている。脳の力って一言では言えないでしょ。集中力とか計算力とか言語力とか…色々とある。同じ様に体力もあると思っている。これがある人間は脳が兎に角疲れない。勉強や仕事が能率が落ちずに長続きする。体力と関係しているけど全然違う物に回復力といのもあるだろう。これがある人間は短い睡眠時間で脳の体力が全回復する。
努力出来る人間ってのは、こういった体力や回復力だけで無く集中力とか色々な関連する力が高い訳よ。それって正に才能だろ。A さんと B さんが居て、A さんは 1 日 1 時間の勉強が限界で 1 時間の勉強で 30 学び取れる知能で、B さんは 1 日 2 時間の勉強が限界で 1 時間の勉強で 20 学び取れる知能だとする。そうなると B さんの方が学び取れる物が多くなるのは必定だろ。
但し脳ってのは色々と未知が多いからね。実際の脳にこんな単純な理論が当て嵌まる訳は無いのは間違い無いと思う。だけど人に説明するモデルとしては十分かなあと思う。