世界的分業体制の問題点

取り敢えず 3 つ大きなのが思い付く。
・輸送コストの増大。
・空き地の増大。
・供給元が供給先への責任を負わなくなる。無責任になる。供給先が供給元に責任を問えなくなる。
○輸送コストの増大ってのはそのままだ。無駄に分業なんかすると輸送が増大する。これは省エネの流れに逆行する。これは例え話だけど、100 万光年離れた星と地球とで完全な分業体制を取るかっつーと、はっきり言って有り得ない。要は分業ってのは物理的距離を考えなくてはならないって事が言いたい。現在では原油価格等がまだまだ安いから十分に貿易が成り立っているけどこれからどんどん高くなっていった場合に成り立たなくなるかも知れない。
○空き地の増大ってのは主に農業の事ですね。漁業も含まれる。林業とか畜産とかも全部含んでる。そういった関連。
○供給元が供給先への責任を負わなくなるってのは最近の米国や中国を見れば一目瞭然。人は遠く離れた人に対して責任を持たない傾向がある。遠く離れていれば制裁される恐れが殆ど無いから。隣家なら即効で制裁が及ぶから気を使うけど遠く離れた海外の…ならそんな可能性は粗無い。しかも外国となると国を挙げて言い訳したりして来るから尚更。
そんな所ですかね。