物理

あるサイトで「波長が短い光は遅い」とか書いてあったので驚いた。そしたらそのサイト内の他のページにそうでは無い( 波長は光速に影響しない )っぽい事が書かれていた。そうだよな…。俺もそう思ってる。
その「波長が短い光は遅い」ってのは屈折の説明時に使われていた表現。「波長が短い光は遅いから屈折が大きい」とか書かれていた。この説明は初心者向けだったのだろう。
屈折って現象は光のベクトルには影響を与えないんですよね多分。見掛け上のベクトルは変化しているけど光が持っているベクトルに変化を与える事は出来てない。空気中から水中に入射した直後に曲がるけど、その光がそのまま直進して水中から空気中に入射した直後に元の見掛けベクトルに戻りますからね。これはベクトルが変化していないって事ですよね。真空中が絡んでも同じだろうと思ってる。
赤外線の波長って原子の直径よりも全然長いですね。原子に共振する訳では無いのか。
波長の短い光は高エネルギーってのはやっぱり正しいのかな。波長が長かろうが短かろうが正弦曲線の面積に変化は無いじゃんって思っていたけど、光を考える場合、この面積にエネルギーがあると考えてはいけないんだと思った、色々と考えてみて。だから線の長さだけで考えるって事だ。そうなると波長が短い方が高エネルギーになる。
送信アンテナの原理に就いてちょっと思いついた。前に「電子を加速器で加速しても光速に達する事が出来ない」って書いた話を流用します。電子が自転しているから電場で加速する時に衝突する側と加速する側があるって話。この辺りが恐らく影響している。この衝突が起こった時に電子は光を勢い良く放射するんじゃないかって。金属内では常に弱い放射が起きているのだけど、この放射はそれよりちょっと強めなんですよ、何故って強めの電場が絡むから。そして電子を行ったり来たりと激しく揺さぶるでしょう。これがまた強い放射の起きる原因になってると思う。順方向に電場を掛けてスピードが乗っている所に逆方向に電場を掛ける訳ですから。この瞬間の放射はやっぱり強めになるでしょう。こういった強めの放射が金属表面を突き抜けて飛び出すんだと思います。まあ普通に金属表面からは弱い放射も起こっている訳ですから、飛び出て当然っちゃ当然ですね。