世界の人口とかに関して思う事

今の世界人口は多いと思っています。これからも発展途上国を中心に増え続けるそうです。エネルギーの使用量とかも上がって行くと思われます。このエネルギーというのは、長い年月を掛けて蓄積した物です。使い切ってしまえばそれまでの物です。それには石油や石炭や天然ガスやウランや地下水等が含まれる訳です。これらがどれくらい持ち堪えるのか知りませんが、無くなってしまった時に物凄い影響を受けるだろうと思います。だから今では太陽光や風力や地熱や波力…といった半永久的に使えるエネルギーの研究をしている訳ですよね。それら半永久的なエネルギーというのは、恐らくは石油とかの蓄積したエネルギーに比べると、単位時間当たりに使える量が少ないと思っています( すげえ漠然としたイメージで、計算とか一切してないよ )。という事は、現在の様な大量の人の暮らしを支える事が恐らく出来ないという事です。だから、そういった未来に向けて人口は減って行った方が良いと思うのですが、現実には増え続けている。日本は減るらしいんだけど、他国が増やして来る。どうしようも無いのか…。自国の富を追及するのなら、人口を増やそうと考えて当然です、発展途上国なら尚更です。人間って奴は本当に愚かですね。
前に「インドが長年を掛けて蓄積した地下水に頼って農業を発展させて人口を増やして来たけど、どうやらその地下水が枯れて来て、更に地下水の所為で塩害が発生している」「アメリカも同様に長年を掛けて蓄積した地下水に頼って農業を発展させて世界的な食料輸出国になったけど、その地下水がじわじわと減って来ている」と書きました( よね? )。今でこそアメリカは日本の食卓を支えているかも知れませんが( 但し農薬とかがたっぷりだったりする… )、この地下水が無くなった時、日本人の食料を十分に供給してくれるのか不安でなりません。FTA とかで日本に対して「農作物に掛ける関税を撤廃」だか何だかそんな事を要求して来ていますが( アメリカが要求して来ている訳では無いっけか? )、これは容認出来ないでしょう…。日本の農業というのは、ストックされた資源に頼っていない( ? )訳ですよ、フロー型とでも言いましょうか?これは安定して長年続けられるシステムです。対してアメリカは「ストック型」ですから期限付きです。そんな期限付き供給国が「食料は俺に任せろ。お前は食料作らなくていいって」とか言って来ても「ふざけんなこの野郎、一刻も早く死ね」ぐらいにしか思えません…。今ある長年受け継がれて来た農業のノウハウを切らさずに維持する事は重要に思います。