コシミズさん記事を読んだ

米国債の買い増しは勘弁して欲しいよな…。渤海国が日本の属国って話は寝耳に水というか何の根拠があるんですかね。変な事を教科書に書かないで欲しいよな…。きっちりとした根拠があるんなら良いんだけどさ。


円安で過去最大の貿易赤字ですか…。それは確かに痛いけど…。でもそれだけ見ても輸出が増えてるのか減ってるのかどうかは見えないんで、それで輸出が増えてないって断定するのは良くないよな。↓を見ると輸出総額は増えてるらしいよ。2013 年上期。


http://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_eco_trade-balance 時事ドットコム:【図解・経済】貿易収支の推移(最新)


だけど円ベースで前年同期比 4.2 %( 1 兆 3687 億ぐらい )しか増加してないけど…。輸入は円ベースで前年同期比 9.2 %( 3 兆 2689 億ぐらい )増加だって。円ベースで考えると輸出も輸入も増えたんだけど、輸入が輸出以上に増えたから貿易収支が赤字になっているって事になるよな。ドルベースで考えるとどうなんだろう。日本は貿易は大体はドルで行っているんだろうなあってイメージなんだけど、実態は良く知らないんだよね。どうなんだろう…。円ドルレートが 80 円から 100 円になったという事で、20 円下がったじゃないですか。円の価値が 20 % は下がった訳ですよ。という事はですよ。もし貿易を全てドルで行ったと仮定して( この仮定は盛大に間違ってるけど )更にドルベースで考えて前年同期と全く同じ額の輸出入が行われたと仮定した場合、輸出総額も輸入総額も円ベースで考えれば 25 % ずつ増える筈じゃないですか。それなのに輸出総額は 4.2 % しか増えなかった。仮定が成立していれば 25 % だから差引で 20.8 % の違いがある。輸出は減ったという事だ。同様に輸入総額は 9.2 % しか増えなかった。仮定が成立していれば 25 % だから差引で 15.8 % の違いがある。輸入は減ったという事だ。これがどういう事なのか良く分からないけど…。
国際決済の円建て比率は俺の予想の遥か上を行っていた…。↓の記事によると。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20110217/218470/ 円建て輸出の比率が過去最高に!


成程ねえ…。半分は円建てって考えて良いぐらいなのか…。そうすると 25 % を 12.5 % で考えてみるか。そうなると輸出は 8.3 % の減少。輸入は 3.3 % の減少って事になるか。それでも輸出も輸入も減ってる事になるけど…。この計算はかなり変だけど…。うーん…。円安になって円建て決済の比率が高まったんですかね。普通に考えれば逆な気がするけど…。円安になるんならドル建て決済が増えそうな物だけど…。
後は世界経済も見ないとダメなんですけどね。韓国と中国はどうなのか…。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130915-00000005-yonh-kr 韓国貿易収支 19か月連続黒字=8月は49億ドル
韓国は 8 月の輸出額がドルベースで前年同月比 7.7 % 増加か。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0800A_Y3A900C1000000/ 中国、8月の輸出は7.2%増 2カ月連続プラス
中国は 8 月の輸出額が前年同月比 7.2 % 増加か。


8 月しか見てないけど、それぞれ増えてるなあ…。それぞれの発表の信憑性の疑いはあるけど。特に中国の発表は。でも日本と割と被る韓国で増加しているのか…。もし円安になってなかったらもっと増えてたんだろうか…。期待伸び率に対して減ってるって事は無いのかなあ…。
↓設備投資は増えてるんだけどなあ…。だけど海外への投資をメインにしてるのに変わりは無いのか…。戻って来ないかなあ日本に…。


http://www.dbj.jp/investigate/equip/national/detail.html 全国設備投資計画調査(大企業)


円安になっても輸出が増えませんっていうんだったら日本国内の製造業はもうダメって事になっちゃうよ…。無いんですかね何も…。自動車はあるよな。でも海外での現地生産が進んでるからなあ…。うーん…。設備投資が進んだ頃に上向きになれば良いんだけど…。営業活動はちゃんとやってるんかなあ…。安くなったんだからどんどん売り込んでかないとさ…。
これは相当に厳しいかもな…。未だ値段で勝てないのか。日本には売り物が無いのか。更なる円安が必要なのか…。FTA を進める必要があるのか。日本の若者は何をして稼ぐべきなのか…。優秀な人には仕事は十分にあるだろうけど。そうでも無い人への仕事は…。やっぱり公共事業か…。