今回の問題の発見の遅れの原因

色々と考えたんだけど。あの機能は最初の頃にも見たんだよ。だけどその時は発見出来なかった。理由は幾つかある。第 1 にシステム全体の事をぼんやりとしか理解していなかったという事。ぼんやりしていると仕様かバグかの区別が出来ない。第 2 に周辺機能の事を知らなかった事。周辺機能との連携が分からないと見付けられないタイプの問題だった。第 3 に設計書に対する不信。その頃は設計書の出来がめちゃめちゃで色々と指摘していた状態だったので余り細かい部分まで指摘する気にはならなかった。第 4 に取り敢えず作らなくちゃって状況だった。システムへの理解を深める為にも取り敢えずの物を作る為にも手を動かす必要があった。そういう仕様なんだって信じ込んで細かい事を考えずに作った。第 5 に一度作ってしまうと余り中身を気にしなくなる。或る程度理解が進んだ段階で中身を良く見ればもっと早くに見付けられたのに見なかった。って所かなあ。
でも俺よりも早く見付ける人は早く見付けるんだよなあ。脳内のリレーションが凄いんだよなそういう奴って。それとか血流とか脳内伝達物質の動きが活発なんだと思う。俺ってそういうタイプでも無いんだよ。なんていうかシステム開発に関しては凄く論理的に考えるタイプというか。ノウハウの塊が脳内に出来上がっているのに加えて、元々のアスペルガーっぽい脳がシステム開発向けというか。前にも書いた気がするけど深さ優先探索的なんだよなあ。それで色々とシリアライズして考えてしまう感じだと思う。パキシルを飲んでると幅優先探索も割と出来てた気がしなくも無い。ぶっちゃけ良く分からないでてきとーな事を書いてる。