逆イールド解消とは

アメリカの米国債 10 年の利回りより米国債 2 年とか米国債 3 か月とかの利回りのが高いって状態が解消されることだよ。そんなこと知ってるって感じだろうけど。なんでそんなことが起きてるかって話だよなあ。利回りってのは需給で決まってるわけだ。供給が小さくて需要が大きければ大きい程に買う人が多いわけだから、少ない利回りだろうが買うぜって人が増えるわけで利回りは下がっていく。実は米国債 3 か月の需要は凄い莫大らしいよ。どんどん市中銀行MMFFRB のリバースレポの資金を米国債 3 か月に切り替えてるんだったかな。だから普通に考えれば米国債 3 か月の利回りは恐ろしい程に安くなっていないといけないわけだよ。それが当然の状況であって、とっくに逆イールドが解消しているべき状況って理解ですよ。ド素人の理解に過ぎないので鵜呑みにしてはいけないが。じゃあなんで利回りが安くならないかって、そりゃ当たり前の話ですがとんでもない量の米国債 3 か月を米財務省が供給しているからです。だから米国債 3 か月利回りが下がらないんですよ。それだけの話。そして米財務省米国債 3 か月を大量に発行して、それで無駄に政府職員を雇って無駄な仕事をさせて政府支出を増やし続ける限り、景気を底支えし続けるわけですけど、その米国債 3 か月の発行をやめて無駄な政府支出を減らし始めたら、途端に米国債 3 か月の利回りは急低下して逆イールドが解消する。逆イールドの解消ってのはリセッションのサインって言われてますが、こう考えると当たり前のことだなあって感じになるでしょ。アメリカが政策金利を下げれば下げるほどに市中銀行MMF の資金は FRB のリバースレポから米国債 3 か月へスムーズに切り替わるわけだよ。そんな感じで色々と連動してるんだよなあ。素人の穴だらけの考えですけども.。だから普通に考えればイーロンが無駄な政府支出削減するって言ってるんだから、間違いなくリセッション入りなんだよなあ。違う?穴だらけの理屈の穴埋めなんてしないよ面倒臭いし時間ないし。まあできないけどな。