トランプさんは財政出動を好むらしい。そうなるとインフレが止まらないから金利は下がらない。そう見込んでる人もいるらしい。ということは来年も金利は下がらないのかもしれないなあ。だとすれば来年の少し大きめの円高からの日本株安の変動もないのかもしれない。それに日銀だけじゃなくて FRB も米選挙が終るまで金利を動かさない可能性も十分に考えられるんでしょうか。この前の討論会のインパクトが大きかったらしく、トランプさん当選を見込んで米国債が売られたって話もある。民主党はバイデンさんのまま選挙に臨むつもりらしい。それでも日銀は少なくとも量的緩和の縮小を宣言通り 7 月に行うはずなので、多少は為替にも影響が出て円高になって日本株安になるはずですが規模次第か。
神田財務官についてネットで酷いこと言われたりしてますが、岸田政権の役目は国民の不安を煽ることじゃないですか。このままじゃやばいって思わせて投資に手を出させること、それが岸田政権の役目であり神田財務官はその役目を果たしたに過ぎないってのが俺の見方です。内閣の予算の豪快な使い方と為替介入しかないんだって日銀と財務省が力を合わせた演出だったというか。そうやって十分に国民に投資させてから、実はこんな埋蔵金的な対策がありましたって感じで昨日に書いたような対策を打ち始めるんじゃないかなあ、、、って希望的観測に過ぎないかもですが。
日本の NISA 制度のモデルは英国の ISA って話ですよ。英国もかつて日本と同じような道を歩んだって記事をどっかで読んだんだが。ISA 制度で国民を投資に向かわせたらしい。ミセスワタナベに相当するアガサおばさんって言葉もあるらしいし。日本も国民に投資させたいって考えてて、そのためには国民にショックを与える必要があって、そのショックを与える演出ってのが今の状況じゃないか、俺はそう見てるってことです。ある意味で劇場型政治とも言えなくもない。
しかしこのキャリーモンスターの 3,200 兆円って規模が真実であるとすると、これを考えた人は相当にキレる人じゃないか。20, 30 年先を見越して日本国民に埋蔵金を作ってくれたってわけだから。個人的な意見だけど紫綬褒章ものだよ。誰がこんなことを考えたんだろう。マスコミも大きく取り上げず黙ってたんだからマスコミも一枚噛んでるんでしょ。無利子だろうがせっせと預金する世界に類を見ない日本国民の特性を最大限に生かした戦略だよ。類を見ないは大げさだけど。
日々の情報収集が本当に欠かせない。少なくとも今の局面ではゆっくりとした充実できる時間は得られそうにない。ここ一年ほど状況が激変しているので。