話を戻すけど

クーロン斥力があるか無いかってのは電場の考え方による訳だ。
電場ってのを「絶対的な 0 があると考えて、そこから +1 と -1 を考える」と考えるか「絶対的な 0 が無いと考えて、+1 と -1 を考える」と考えるかで変わって来る訳ですよ。
二次元平面を思い浮かべて欲しいです。そこに三次元的な山( +1 )を思い浮かべて欲しいです。この考え方は「絶対的な 0 がある」とする物です。
それに対して「絶対的な 0 が無い」とする考え方では上記の様なイメージは通用しません。この場合は最低でも粒子( 山 or 谷 )が 2 つ必要なんです。この考え方では山や谷という物は粒子間の相対的な物になります。
ここまでで俺の言いたい事は伝わったでしょうか…。すげえ伝わり難いと思うんですが。要は「絶対的な 0 がある」という考え方では「引力と斥力が等しい関係にある」んです。しかし「絶対的な 0 が無い」という考え方では「引力のみが存在し斥力はそれに付随する物である」という事になるんです。